さて、今回は
三島湖へ。
三島湖 目的はいろいろあるのですが、いよいよ稚ギルが浮いてきたとのことで一昨年から進めているプロトのルアー、と言っても完成しているのですが・・・
【トラファルガー5フラット】で釣ってみました。
従来のトラファルガーは表層ワカサギパターンで使用するルアー。 基本的には瀕死のワカサギが多くなる2~5月に使用するルアーです。 他の時期でも使用しますが、ワカサギ中心に考えた表層ルアーであることは変わりません。
しかし、バスが捕食するベイトはワカサギ以外にもいろいろ存在します。
中でもこの夏の時期、房総や野池等でバスの捕食割合がぐっと高まるのは
稚ギルです。
トラファルガー5フラットと稚ギル ギル系ルアーは、ゾーイやギルロイドを代表するように大抵大型ルアーです。 ですが50cmを越えるような大型のバスを除き、実はバスはそんなに大型のギルを捕食することはありません。 これはバスという魚が餌を丸呑みする関係で、喉の太さ以上の餌は食べることが物理的にできないからです。
たとえ大型のギルを口にしても、飲み込むことはできないのでこれはいわゆる
【リアクションバイト】と言われるように、口にくわえるだけになり、最後は離してしまいます。
※喉につかえてどうにもならず、死んでしまうバスもいますが。
実際、
通常釣れるサイズとなる30~50cmのバスが好んで捕食するギルのサイズはせいぜい5cmまでです。 【大型のギルを食っているのを見たことがある】という話もあるのですが、
ストマック調査をすればこのサイズ感は疑いようがなく、おそらくアングラー見た光景があまりにセンセーショナルなため、おおげさに伝わってしまっているのだと私は考えています。
となると、
本来ギル食いフィールドにおける【マッチザベイト】は、5cm程度となるというのが私の考え。
それ以上のルアーサイズはリアクションバイトを狙ったものか、
本当に超大型のバスを狙うときに使用する考えです。 今回紹介している
トラファルガー5フラットも、このマッチザベイトを意識して作りました!
トラファルガー5フラットにて 今月号のルアーマガジン本誌やルアマガプライム動画で松本幸雄氏が紹介されていましたが、
こういった表層ギルパターン系ではティムコのシケイダーオリジン等、小型ハネモノの使用が大半でした。 https://prime.luremaga.jp/contents/3622 トラファルガー5フラットは
ハネモノには無い水中ダイブやロールで食わせるタイプのルアーです。 発売はおそらく来年になってしまいますが、ぜひお試し下さい♪
トラファルガー5フラットにて2 稚ギル食いなので食ってくる魚が皆でかい!
ルアーを結ぶ位置はフックのリング位置。
ほとんどの場合ここに結び、延々ピクピクさせてバスを誘います。
フッキングが不安になるかもしれませんが、この位置だからミスをすると感じたことは無いですネ。
カバーの際にキャストし引いてくるだけ、ワカサギレイクのように放置5分とか、バスの顔色を伺いながら逃がすという事も基本的に必要ないので簡単です。
表層で死にかけているギルが上下感覚を失ってピクピクしている・・・
そんなイメージで使っていただけると良いかと思います。
トラファルガー5フラットにて3 という事で、今回はトラファルガー5フラットで6本キャッチ!
ちなみに今の三島湖、
20~30cmのバスは嫌というほど浮いています・・・。 これを釣るなら何と言ってもレヴァリエミノー55SPのサマージャークパターン! このルアーはとにかく激しくジャークして引いてくるのが最大のポイント。
レヴァリエミノーは表層でギリギリ目視できるレンジを引くことができるので楽しい!
バスがこんなにもルアーに果敢にアタックしてくるのか!と思っていただけると思います。
小型ジャークベイト、マジで凄いです。
レヴァリエミノーにて1
レヴァリエミノーにて2 ということで、レヴァリエミノーで20本くらい釣って終了!
この時期、これほど数が釣れるルアーはなかなかないと思います! 移動中に投げるとどんどん釣れます。
こういう釣りもたまには楽しいですよ~。
★タックル★ ロッド:フェンウィックLINKS65SMLJ(プロト)
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:エックスブレイド ゾーンフィネス0.8号+LDLフロロ2.5号
ルアー:トラファルガー5フラット
ロッド:フェンウィックLINKS-CT 60SULP+J
リール:セルテート2000H
ライン:バリバス スーパートラウトアドバンスエリアインフィニティ0.3 +LDLフロロ1号
ルアー:レヴァリエミノー55SP
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