金森隆志 JUKE BOX 2024/8/20 ビッグワームミドストの使いどころは?

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

今回はまだまだ暑い!ってことで、現場では無理せず涼しい木陰で読んで欲しい(?)こんな質問にお答えします!

【質問】
最近レイドの皆さんがやられている大きいサイズのワームのミドストですが、これをオカッパリでやるときの使うべきシチュエーションを教えてください。

気になったらやってみる。それで分かることもある。それがバス釣りの面白いところです。

質問をいただいてから間が空いてしまったんですが、というのもぶっちゃけ、シチュエーションとしてはあまり気にしないんですよねー!

という回答だと不親切極まりないんですが、いつでもいい(笑)。

ただし、条件としてはひとつ。

きちんと大きいベイトがいて、そうした大きいベイトを捕食したい、捕食できる魚がいる景色というか、コンディションが前提になります。

具体的にはアラバマと似ていて、ため池よりはリザーバーや河川といったフィールドに適しているでしょう。

大きなルアーを使うにはそれ相応の理由が必要です。

あえて逆から説明すると、浅くて狭いフィールドでは投げてもさほど意味はありません。

広い、深い、規模は絶対ではないですがそうしたフィールド。

そして、魚影は濃くはない。

魚を探さなくてはならない場合に生きてくるのが大きさです。

カスミ水系のようなビッグレイクにも当てはまります。

まぁ基本的なコンセプトや詳細は弊社、レイドジャパンのyoutubeチャンネルで親切丁寧に解説してますのでぜひご視聴ください(笑)。

https://www.youtube.com/@raidjapan

要は、大きなルアーを広くて深いフィールドで使えば大きな魚がいち早く寄ってくるという発見から、約2年半以上かけて研究してきたのが、このデカミドストです。

いわゆる冬の修行と呼ばれるシチュエーションで見つけたんですが、その時は冬だけのアプローチだなと思っていました。

これもまたアラバマと同じですね。

代謝の落ちた魚に対してゆっくり強く大きなルアーが動くことで気付いて寄ってくる。

ルアーと動きとしても鈍いので、そう考えるのも無理はありません。

でも冬だけじゃないと気付いたのが、スーパーフィッシュローラーの実釣テストでした。

たとえば低水温期を過ぎて初夏、アフター回復傾向の魚はアグレッシブにエサを捕食します。

リザーバーであればバックウォーターにベイトもバスも集中するようなタイミングです。

流れのあるバックウォーターには岩などもゴロゴロしていて、その間や陰に流れを避けて入っているような魚たちに対して、いわゆる一般的なワームでのドリフトやカレントに乗せたミドストでのアプローチはあまり効果的ではない。

なので、重たいミドストはそれ以前からやってきましたが、ワームのサイズとしては4インチまでで、これで食わせるにはかなりのコントロール能力が必要でした。

それではとワームを大きくしてみる、4から5、5.5、あるいは6インチとなるとアラ不思議、魚が寄ってくる。

「雑に」と言うと語弊はありますが、ある程度の精度でも見つけてくれる。

ハスのような細身で動きの速いベイトを待ち構えているバスがいち早く寄ってきてバコーン!と食ってくる。

ビッグベイトだと沈めることができない、スイムベイトでは意外とコントロールが難しい。

ありそうでなかった盲点でした。

3.5グラムから6グラムくらいまでのジグヘッド(流れの強さで替えていきます)でやるとこれがまぁ釣れる。

季節が進むにつれてバスの代謝は上がるし鮎やハスなどのベイトも大きくなるから、まぁ効きますよね。

主にビッグフィールドだと思いますが、そんな感じでベイトが大きくなっていくフィールドでは有効です。

広くて深くてどこにバスがいるか分かりにくいようなシチュエーションで、魚に気付いてもらって魚から寄ってくる寄せてくるアプローチという認識でやっています。


写真のルアーは別ですが、大きなルアー(ワーム)が生きるシチュエーションに適切にアプローチしたと言ってもいいでしょう。

秋が深まって低水温になれば当然効果はてきめん。

気になったらやってみてください。

詳しくは弊社のyoutubeチャンネルをどうぞ(笑)。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!!

また来週!

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