達人情報 霞ヶ浦水系 佐々木勝也 2024/08/19 雨後の増水と川の濁りが取れる、取れないの条件のお話

皆さんこんにちは。

佐々木 勝也です!

お盆直前までロケ等々予定ビッシリでしたが、お盆期間中は僕にしてはとっても珍しく、釣行はお休みしました。来週は楽しみにしているプロトルアーの修正サンプルも手元に届くので、そちらのテストも含めて釣行多めでいきたいと思います。

・・・とは言え、全くカスミのフィールド情報を発信できないのも申し訳ないので、チョイ投げしながらグルっとカスミをみて回ってきました。

水位は台風前、台風後で多少変動はあり、平均で水位は+5センチ程度上昇していますが、元々が大分少なかったので、それでも平水には届かずという状況です。ただ水がないところから増えると、平水にすら届かない水位だったとしても、魚は岸に寄る傾向が非常に強く、過去のこういった減水時のわずかな水位変化時でも本湖のシャローの場合は魚が増えるケースは何度も経験しています。台風でも思いの外水位が上がらない場合でもシャローの魚は増えるので、朝一、夕まずめの本湖は狙い目かなと思います。

流入河川の方は、大分濁りが入っているところが多かったのですが、トータル雨量はそこまでではないので、濁りの影響が抜けるのは早いかもしれません。

ただ、今回は常陸利根川の逆水門を開けるほど水が増えなかったこともあり、本湖の水を減らすことがありません。

そうなると、川も流れにくくなるため、濁りが川の中に滞留しやすく水が悪くなるケースが多々あります。そうなった場合は水が良い川を探して釣りをしていくことが基本になってきます。

逆に常陸利根川の逆水門を開けた場合はどうなるかというと本湖の水位が下がるので、各流入河川の流れも生じやすいことに加え、川の濁りが滞留しないため、濁りが取れるのも早くなるという訳です。

これを基本的な考えとして頭に入れておくと、カスミの釣りがもっと楽しくなる!と思います。

まだまだ暑い日も多いので、引き続き熱中症にも注意しつつ、バスの扱い(地べたに絶対おかない、サイズを測る時は短時間でしっかりと幅広タイプのメジャーを濡らす、早めのリリースを心がける)など、しっかりとバスへの気遣いもしながら釣行を楽しんでいきましょう。

それでは今週はこの辺で・・・また来週お会いしましょう!

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