今回は
H-1GPX新利根川のお話。
H-1GPX新利根川 今回、テスト等を含めて4日間練習に入りました。
状況としては、2週間前まで好調だったものの前回の雨以降、
急速に活性が落ち、例年通り厳しくなってきたタイミングとなりました。 水温は14~16℃。 一日の流れでは、朝よりも日が差す日中から夕方に関しては活性が上がる感じ。
最上流から妙技水道まですべてのエリアをチェック。
その中で個人的に仕掛けやすいのは洲の野原方面かな?と感じました。
理由としてはこういった水温低下や水質悪化が激しくなってくると、起点となるディープエリアがある場所付近のシャローにタイミング次第で差すと思っていて、だらっとした場所にはバスは少ないと思っているためです。 実際、釣ったエリアは全ていわゆる洲の野原にある「一級エリア」付近のシャロー。 何度も入りなおすとバスに出会える雰囲気を感じていました。
4日間で釣ったバスは3本。
まぁ厳しいのですが、釣ったバスのコンデションは抜群!
1,200g、1,070g、500gとなっていました。
1,200g
1,070g
500g ちなみに釣ったバスはみな、
スジエビ系を捕食していました!
スジエビ バスを釣ったのは11:00、13:30と夕方。
このストマック調査が与えてくれた情報は、どれも釣ったバスが食べていたエビが食いたてだったということ。
エビは死ぬとすぐに赤くなってくるので、捕食時間に予想がたてられます。
つまり、朝フィーディングの残りではなく、日中差してエビを捕食しに来るバスが存在し、それがビーブルを襲ってきているという点です。 もちろんエビ系捕食ならステルスペッパー70Sのようなルアーが効果的なように感じるのですが、季節が秋になっている状況ではスピードで騙した方が釣果に繋がりやすい可能性がある。 そして朝よりも日中に集中してキャストする必要がある。
この予想を立てました。
これぞストマック調査の真骨頂!
食べている餌とその状態で、確信めいた「何か」を組み立てることでキャストに迷いがなくなります。 ちなみに釣ったのは全てスピナーベイト! ビーブル3/8とチビーブル1/4なのですが、速く巻くために前側のブレードをカット。
リア側のブレードをチビーブルの2番にすべて変更したものを使用。
この時期になると、「思いっきり速さを上げるか?」「思いっきりスローに誘うか?」の二極化が進むと思っています。 このチューニングは速く誘うためのチューニングです。※スローに誘うときはステルスペッパー系です。
チューニングチビーブル 写真のようなイメージですね。
また今回もスカートはオリジナルカットを施しました。
具体的にはチビーブル1/4は、写真のようにラバーを活かし、そのまま一本一本が干渉しないように長さを変えてカットする方法。 まぁ、ビーブル系は取付方法が独特で、そのままでもめちゃくちゃ生き生き動くスカートです!
それが日本全国の釣果に結び付いており、当然そのままでも良いのですが私の場合、さらに自分で気に入った動きになるようにチューニングする感じです。
それ以外には現在単品売りをするために進めている、シンプルに取り付けるだけの通称:世界一エッチなスカート
「スーパーバイブレーションスカート」を搭載し、カットして使用したビーブル3/8。
スーパーバイブレーションスカートは、どのような販売になるか未定ですが、そのままでも強波動を演出するラバーで、動きを見たら「こんなエッチなスカートは見たことない・・・」というレベルの動き。
チャターベイト・ラバージグ・スピナーベイト・バズベイトどれにつけても恐ろしく動くスカートです。 それをカットして使うとこれまた大変な動きになります。
ライブスコープを通して、バスは間違いなくスカートの動きを見てバイトすることがわかってきました。
現在、私が最も注目しているのがこのスカートの動き、動きの良いスカートは釣れるスカート! ぺったりと動かないスカートはバスが白ける・・・。
これは最高のスカートのアクションを簡単に出せる交換用スカートです。
ご期待ください!
さて、試合当日の動きですが、
洲の野原方面の一級エリアをひたすらランガンして回る戦略。 朝よりも一瞬風が強まったタイミングや、水温が上がったタイミングで口を使う魚がいると考えていたためです。
ルアーはチューニングしたビーブル関係と、ステルスペッパー70S、ステルスペッパー110Sマディウォーターチューン。
結局、ステルスペッパー110Sマディウォーターチューンで500gくらいのバスが一度バイトしてきたのですが掛からず(涙)。
そのまま終了。
結局、参加者106名中、ウエイインしたのは8名で8匹。
昨年より厳しい結果となりました。
私の最終成績は年間総合2位。
2年連続総合優勝ならず。
実力不足ですね、また修行します。
年間成績 2024年もH-1GPXを通し、様々なハードルアーの研究が進みました。
本気で考えるからこそ、釣れるアイテムは生まれる!
2025年にはそんなルアーや今回のスカートが登場します。
お楽しみに♪
★タックル★ ロッド:フェンウィック GW 68CMLJ
リール:アルファスエアTW
ライン:バリバス アブソルート14lb.
ルアー:チューニングビーブル系
ロッド:フェンウィック S-TAV 610CMHP+J
リール:スティーズA2TW
ライン:バリバス アブソルート16lb.
ルアー:ステルスペッパー110Sマディウォーターチューン
ロッド:フェンウィック ACES 76CMLP+J
リール:アルファスエアTW
ライン:バリバス アブソルート10lb.
ルアー:ステルスペッパー70S
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