アングラーの皆様、明けましておめでとうございます!
毎回、このバス釣り真相解明をご覧いただきありがとうございます。
本年も役立つ情報を皆様にお届けできるよう、精進いたしますのでどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今回は年末に行われた上州屋、
年末の相模湖例会のお話。
上州屋例会 この会は、各社メーカーが集結し、2025年新製品のお披露目をいち早く行うというもの。
どこのメーカーもいろいろ考えてきますね・・・この辺りは極秘事項となるので、発表を待ちましょう!
今回、ティムコからはフェンウィックの新機種4本、
クランキーダーター200A、ダズリングフラッシャー、ダートパニック60、スーパーバイブレーションスカート等を紹介させていただきました。
ルアーに関しては2025年は水中アイテム系が多いですね。
これは以前から述べていることですが、
「ライブスコープの恩恵により、ルアーは今後飛躍的に進化するだろう」ということ。
今回の多くのアイテムは、ライブスコープの中で生まれてきた製品が多いです。
私はルアー開発において、魚の挙動を観察することこそが最も重要だと考えています。 魚の反応を見ずにルアーを練り上げていくことなど、ありえないからです。 そのためライブスコープ誕生以前は私自身、表層から水面直下のアイテムを作ることが多く、水中アイテムの開発には消極的でした。
魚の反応が良いのか?悪いのか?よくわからなかったからです。
これは他の開発者にも言えると考えていて、目視できないルアーに関してはいわゆるアメリカに古くから存在するルアーの
「使いやすさUP」や
「飛距離UP」等を重視したものが多かったと感じています。
逆に目視しながら開発できるアイテムは
「釣果」に基づいたルアーが多く、日本では独自進化したルアーが多く誕生してきました。
デカハネやロングワーム、ギル型ルアー、虫系ルアー、i字系ルアーなどです。
釣果に裏付けされた開発の結果ですね。
今回提案するティムコのバスルアーは、確かに一風変わったものばかりですが、
「釣果」に支えられたものであると自信をもって言えるものばかりです。
忘れてはいけないのは、
ライブスコープを通して生み出されたルアーの釣れる恩恵はライブスコープがあろうがなかろうが同じであるということです。 たとえば今回提案している
「スーパーバイブレーションスカート」は、付け替えるだけのシリコンラバースカートです。
確かに普通のスカートより激しく動くことは見た目でわかりますが・・・。
釣れるか釣れないかよくわからない?ただのスカートです。
ライブスコープが無ければ日の目を見ることもなかったでしょう。
もしくは評価されるまで、途方もない時間が必要だったかもしれません。
しかし、この
「しっかり動く」シリコンラバースカートは魚探で見ていれば、バスの反応が通常よりも良いことが多く、実際H-1GPXでは私がオリジナルカットを施したスカートを搭載したスピナーベイトで二連勝することもできました。
これに交換したスピナーベイトは
ラバーが良く動くのでバスをより惹きつけることができる! もしくはその可能性が高くなる。
見えない水中世界でも同じことが起きていますので、おかっぱりでもボートでも
【よく釣れる】というわけです。
確かにバスは単純ではないので交換することにより釣れなくなることケースもあるでしょう。
特にバスはあっという間に学習しますので、このラバーの効果は急速にブームになってしまえば1年くらいかもしれません。
しかし、ラバーを交換するという選択肢が釣果を広げるという点は不変、間違いないでしょう。
テキサスリグのワームを状況に応じて付け替えるように、ラバーも付け替える、そういった意識を持てば最終的に釣果が伸びていくという考え方です。
スーパーバイブレーションスカート さて、説明会の後はプチ大会・・・。
私の結果は凸りました。
バス釣り難しいわ・・・。
優勝はOSPのミネムラ氏。
優勝はミネムラ氏 50アップ釣って優勝!
結果的には2本釣った方はおらず、ウエイインは7名(参加者は40名)。
ミネムラ氏はライブスコープを使用して水中の木を釣っていたらしい。
他にはパワーフィネスやホバストなどまぁいろいろでした。
ただ、同じ日に私の弟が出ていたのですが・・・
弟 なんと3本釣ってました・・・w
どんなパターンだったかというと、
【ロボリーチの2.2gチョン掛けダウンショット】 でした。
なんと
20年前の津久井湖相模湖の王道的な釣りw これを魚探も見ずに、シャローに投げ、じっくりゆっくりボトムを這うように釣っていく方法。
釣れたのは1.5m~5mくらいだったようです。
これは2023年後半あたりから起きていることですが、
「ライブスコープの逆張りがライブサイト釣果を上回ってくる」時があるという事。
これだけライブスコープが普及し、しかもそのレベルが高まってくると、ライブスコープの優位性は薄れていきます。
今回の大会でもライブスコープを駆使して釣りをしている人が多く、沖は散々叩かれていたのですが、シャローはがら空き。 また、映像が映りにくいポジションもがら空きだったという事で、ウチの弟が見事その隙をついて釣ってきた感じでした。 場所としては例年冬のバスが集まってくる場所。
誰でも知っているような場所です。そこをタコ粘り。
私も2025年の冬は、往年のダウンショットをもう一度検証してみたいと思います!
★弟タックル★ ロッド:フェンウィック GWT-SF 61SULJ
リール:エアリティ LT2500S
ライン:スーパートラウトアドバンス エリアインフィニティ0.3号+フロロ4lb.
ルアー:ロボリーチ3(グリーンサンダー) 2.2gダウンショット
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