大津清彰 バス釣り真相解明 2025/1/22 トラファルガー5フラットの秘密

さて、今回は2025新製品のお話。

トラファルガー5フラット

トラファルガー5フラットです。

きっかけは単純で、トラファルガーのような水面系ルアーはワカサギパターン以外で出番はないのか?ということでした。

房総をはじめとしたギル系フィールドでは、弱ったギルは一瞬で食われるほど大好きですし、実際ストマック調査で、稚ギルはメインベイトと言ってよいほど食べられているベイトです。

食べられていた稚ギル

ならば、ギル系の平らな水面ルアーはどうだろう?という・・・最初は安易な考えでした。

昔販売していた、ティムコのフラットペッパー50Fを改良し、試してみたのがきっかけ。

結果としては予想通りの好調で「絶対商品化しよう」という考えになり、形になったのがこのルアー。

そのため、形状がフラットペッパーに酷似しているのですが・・・まぁ形状はあまり気にしないタイプなのでこのまま。

釣れることが大切なので特に不具合が無く、そのためフラットペッパーに似ているのです(とはいえ完全新金型)。

使い方はズバリ「弱ったギル」を演出する使い方がベスト!

頭にあるアイを使うと、i字引きや放置からの逃がしで食わせることが可能。

細かくシェイクする場合、フックのリングにラインを結び、「ピクピク」として使うのがおススメ。

実は私はこっちの使い方のほうがメイン。

弱ったギルが横向きながら方向感覚を失って水面で悶える状態は、バスも真っ先に襲う動きだと考えていて、めちゃくちゃ釣れる動きとなっています。

三島湖とかすごい

基本的には稚ギルが浮く時期に効果的なので、夏前後に効果的なルアーです。

実はもともと、三島湖を中心としたこの「稚ギルパターン」は、ティムコのシケイダーオリジンが釣れるルアーとして有名。

松本幸雄さんも好んで使用していただいているルアーのひとつ(※詳しくはこちら)。

ギルにトップ!? ヒジョーシキだけど核心を突く新ギルパターン 松本幸雄
https://prime.luremaga.jp/contents/3622

シケイダーオリジンのようなちょっとファットな小型ハネモノがこの手の釣りに使われていたのですが、トラファルガー5フラットもこのような釣りに抜群の効果があります!

ギルに似て、平べったいですからね・・・。

夏に釣れるi字系!

夏の房総はどこでも効きます!

ギルがいるようでしたら、どこのフィールドでも効果的かと思います。

ただ、意外とギル系フィールド以外にも効果的だったのには驚きました。

ワカサギフィールドでトラファルガーのような細身のルアーを使用するのが一般的ですが、細身のルアーを見慣れ過ぎている状況で投げてみると、あっさり食うなんてことも。

また、ワカサギフィールドでも夏になると昆虫が落ちてきます。

昆虫系パターンのときにもトラファルガー5フラットは効果的でした。

クワガタや蝶なんかに見えるんでしょうか・・・。

イマイチ謎なのですが、単に平べったいルアーが効果的という事もあったりしますので、まぁこの辺りは投げてみて判断という事でしょうか。

丸吞み

ありそうでなかったギル型表層i字ルアー。

こういうルアーは流行ってしまうとあっという間に釣れなくなってしまうので、ぜひお早めに!

★タックル★
ロッド:フェンウィック LINKS-CT 60SLP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:エックスブレイド ゾーンフィネス0.8号+LDLフロロ2号
ルアー:トラファルガー5フラット
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