達人情報 霞ケ浦 鈴木翔 2025/01/22 変化球パワーフィネスとスモラバについて

こんにちは!

鈴木翔です。

この1週間の釣りは、釣りフェスに行く前日(1/18)の相模湖レンタルボートと、平日の霞ヶ浦オカッパリ朝練×2回でした。

相模湖にて。

ここ最近の釣行では、何かテーマを持って釣りをすることを心がけているのですが、今回のテーマは"パワーフィネス"。

府中湖で今年の初バスをキャッチした釣り方ではあるものの、パワーフィネス発祥の地とされる亀山ダムをはじめとした関東フィールドでは、この釣りに長けた猛者も多く、アドバンテージを感じられない場面が多々あります。

そこで、スモラバやスナッグレスネコリグ以外の物をパワーフィネスタックルで扱う(=ヘビーカバーに入れる)ことで、スレたバスを食わせるのがテーマでした。

結果は、1バイトノーフィッシュ(^^;

使ったのはギャップジグ5g(スカートレス)+クジャラ1/4カットの両端をくっ付け(1/2カットより少し小さい)脚を水平方向のみ残し、それ以外の方向にスカートを刺したもの。これをワンドにある葉のついたレイダウンに吊るしてシェイクすると、グッ!と抑え込むも乗らずでした。

ギャップジグのスリ抜け性能と、掛かりの良さはパワーフィネスとも相性が良く、コイケ13mmやクジャラ(1/4〜1/2カットサイズ)と合わせれば、ヘッドやフックが目立つこともないので多用しています。

現時点で、上記2種類のワームの使い分けは、形状とマテリアル硬度によるアクションの違い。

球体で張りのあるコイケ13mmは、吊るした状態でのシェイク。一方、やや扁平で柔らかいクジャラはシェイクに加え、ラインをトントンッと弾くことで水中で回転させる使い方も交えます。この使い方をするときは、シンカーが反固定式のモリケンリグがオススメ!

さて、デコったのに長々と書いてしまった相模湖に続き、霞ヶ浦は今週もバスをキャッチできず・・・。

今週は冷え込みも落ち着き、雨が絡んだ日には朝の気温7℃という日も!

今回は不発に終わりましたが、冬〜早春にかけての暖かい雨はビッグフィッシュが動くキッカケとなることが多いので要チェックです。

そして、5℃台をキープしていた水温も6℃台まで上昇しました。また次の冷え込むタイミングで戻る可能性もありますが、流入河川ではコイが活発的に動いている場所もあり、少しずつ釣果も上向いてくれればと思います。

釣果がないので、先週お話ししたリアクションテキサスの対極にあたる、スモラバの釣りをご紹介!

冬の霞ヶ浦に関しては、パワーフィネスほど強いタックルを使うまでもないカバーが大半。

また、足元を釣ることが多いので、タックルはフロロカーボン10lb.を巻いたベイトフィネスタックルです。

【タックル】
ロッド:スティーズ661MFB-SV ウェアウルフ
リール:SS AIR 8.1L
ライン:アブソルートAAA 10lb.
ルアー:コスモ2.5g or 3.3g+M.P.S

使用するスモラバ(コスモ)のウエイトは、浮遊感と操作性を両立した2.5gを多用し、カバーが濃い・距離がある・風が強いなどの状況下で3.3gにウエイトアップ。

PEラインでは、シェイクした時のロッドアクションがダイレクトにルアーに伝わり、フワフワ感が出せないのでフロロカーボンを使用。アブソルートAAAの10lb.であれば、スモラバの針がカバーに引っ掛かっても、曲げて回収できる確率が高いです。

擬音での表現になってしまいますが、フワフワ(浮遊感)とツンツン(操作性)を兼ね備えたフワツンを出せるのが、このタックルセッティングになります!

昨年末にスモラバで釣ったバス。

また、この釣りが流行していた5〜6年前は、シェイクしながらレンジを落としていく"振り落とし"を多用していましたが、ここ近年は一定のレンジで誘い続け、バスから寄せて食わせることを意識しています。

その際に大事なのが、ルアーを何かに寄り添わせること。浮きゴミや枝などをスモラバの背景にし、カモフラージュさせることで見切らせづらくします。

これらを踏まえ、ぜひトライしてみてください!

グッと抑え込まれるバイトは病みつきになりますよ(^^)/

0

コメント

ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。

もっとみる