皆さんこんにちは!
佐々木 勝也です。
今週は恒例のフィッシングショー大阪でした!
ダイワブースにお越しくださった皆様、トークショーを聞いて下さった皆様本当にありがとうございました。
お越しくださった皆さんと関西のフィールドのお話などいっぱい出来て非常に楽しいフィッシングショーでした!僕自身も今年も西日本のフィールドにお邪魔する機会も多いと思いますので、今から楽しみです。今年はどこのフィールドを訪れることができるのか…。どのへ行っても楽しいフィールドばかりなので、妄想を膨らませているところです(笑)。
さて、今回は日頃の釣果や出来事などではなく、ちょっと違った切り口で原稿を書いてみます。僕自身日頃プロアングラーとしても、一人のいちアングラーとしても意識していることを語ってみようと思います。
簡単に言うと
「僕自身のバス釣りへの向き合い方、プロアングラーとしての仕事への向き合い方」です。というのも釣りフェスやフィッシングショー大阪などで来て下さったお客さんとお話しているとこういった話題を聞いてくださる方もいて、興味のある方も多いのかな?と思い今回は書き記してみようと思った次第です!
●時間があったら必ずフィールドに立つ●無駄な1日を作らない●才能がなくてもセンスと技術を磨く●定期的に新しいことに必ずチャレンジするざっくりと日頃意識していること4つを並べてみました。これ以外にも細々あるにはあるのですが、書き連ねていくと、とてもじゃないですが、書ききれない上にとんでもない長編文章になって誰も読んでくれなそうなので(笑)。今回はこの4つのトピックについてお話できればと思います。
【時間があったら必ずフィールドに立つ】これは7年前までの会社員時代も、フルタイムアングラーになった今も大事にしていることでもあり、自分自身に対して
「鉄の掟」として課しているものです。
霞ヶ浦に来る前は東北で釣りとは関係ないメーカーの営業職(サラリーマン)をしながら、土日はほぼ全て釣りに費やしていましたが、自由度の高いプロアングラー(個人事業主)になった今でもそれは変わりません。
同じ釣り業界の方にも、なんでそんなに釣り行くの?と言われることも多いですが、理由はひとつしかなく、
そうあるべきだと自分が思うからです。一般的に野球でもなんでもスポーツ選手と呼ばれる業種のプロ選手は、意図的に体を休めるための休日を除けば、それ以外は練習することが普通だと思います。いっぱい練習したからといって僕が釣りが上手になっているかどうかは分かりませんが、やるべきことを普通にやることって凄く大事だと思います。もちろん1回の釣行で30分くらいしかできないこともありますが、朝の30分や夕方の30分だって、場合によっては有意義な時間になることもあるので、出れる限りはフィールドに出るという意識を強く持っています。
フルタイムのプロとして活動することって僕は簡単なことではないと今でも思うし、覚悟がないとできないことなので、これは僕自身
バス釣りを仕事にする上での覚悟のひとつだと思っています。
【無駄な1日を作らない】1年は365日しかなく、それは誰に対しても平等だと思います。これは時間さえあればフィールドに出ることに通じる部分もありますね!
僕自身できる限りフィールドに出る意識を持っていますが、スケジュール的に釣りが出来ない日だってもちろんありますし、逆に言えば意図的にフィールドに出ない日も必ずあります。意図的にフィールドに出ない日や天候的に危険なのでフィールドに出ない日は何をしているのかというと、新しいルアーのことを考えたり、やらなければならないデスクワークをしたり、必ず何かしら
自分の仕事に対して今後の生産性があるタスクを課してそれを行います。
特に「新しいルアーを考える」ことに関してはここ最近かなり強い意識を持っていて、最近公開したクアッドフォーゼを除くと、現在は3つくらい新しいルアーを作っています。ルアー作りに対する意識や知識がまだまだ足りていないなーと感じることが近年多かったので、モノ作りへの意識を強く、知識を増やすというのが最近の僕自身の課題です!
休日としてはシンプルに体を休めることや、奥さんと出かけたり、家でアニメやドラマやらマンガを見て釣りとはまったく違うことをしてリラックスしたりすることもあります。ハイシーズンになるとそんな休みも全然無かったりはしますが(笑)、この職業は休みが少ないことが幸せだと思うのであまり休みがないことはとてもありがたいことだなと思います。
休む時でも何もせずダラダラしていたら1日が終わってしまった…は勿体無さすぎるので、それだけはしない!ということは強く意識しています。
【才能がなくてもセンスと技術を磨く】釣り自体、才能で上達スピードに差はつくものだと思います。最初からバスが簡単に釣れる人も中にはいて、びっくりするほど早く上達する人も多くいますし、そういった人を目にしたこともあります。
僕はバス釣りを小学校3年生から始めたのですが、初めてバスを釣ったのは中学生になってからで、
人生初バスを釣るまでに5年もかかりました。僕は今37歳なので、僕が小学校3年生の頃のバス釣りの環境を考えると、当時は驚くほど簡単にバスが釣れた時代ですし、いっぱい釣れた良き時代です。それこそ4インチグラブやセンコーを投げておけば簡単に釣れたような時代…。そんな簡単な時代でも初めてバスを釣るまでに5年かかった訳ですから、
僕には驚くほどバス釣りの才能がないと思います(笑)。これは謙遜している訳ではなく、今でもバス釣りの才能なんてものは僕には全くないと思います。
ただ、センスや技術だけは後から磨くことができるものだと思います。
前述の時間がある限りフィールドに出るというスタンスはここから来ているもので、才能がないならいっぱいフィールドに出てセンスや技術を磨けば良いと思っています。お世辞にも僕は途中までは釣りが上手なほうではなかった訳ですが、センスや技術は本人の努力と日頃の心がけ次第でどうとでもなると思っています。釣りの努力や日頃の心がけの部分は
どれだけバス釣りが好きかで決まると思います。
好きならバスを釣るために努力も無限にするし、才能がなくてもフルタイムのプロになるための覚悟が決まると思うのです。僕が今この仕事をさせてもらっているのは恐らく覚悟が決まっていたからやれただけで、才能なんてものは微塵もないと思っています。唯一ある才能があるとすれば、
好きだから続ける才能があることだけだと思います。なので才能がないことに対して卑屈になったりすることもないですし、逆に慢心せずバス釣りに向き合うことができるので、それはそれで良かったのかなと思います。
【定期的に新しいことにチャレンジする】これはプロアングラーとしてもいちアングラーとしても凄く大事なことだと思います。
近年ではレンタルボートに本格的にチャレンジしたことでしょうか。まったく経験がなかった訳ではないのですが、やったことある程度でダイワのダイワのYoutubeにある免許不要艇で釣りするシリーズなんかは、カメラマンさんのエレキを借りてやっていたので、全然本格的にはやっていませんでした。
ボートとオカッパリ、同じ釣りではあるものの、明確に違いがあり、岸と沖からでは見え方も違いますし、魚探なんかも含めれば得られる情報量も大きく異なります。オカッパリの経験があってもボートじゃ全然ダメだった…、なんてことは多々あり、ボートの回数が増えるごとに刺激も多くあるし、より釣るためにはどうしたら良いかと考える機会が増えました。これはボートを本格的にやるという環境の変化があったからで、オカッパリに今後いっぱい生きてくるであろう知識やテクニックも多く手にすることが現状できていると感じています。
僕の主戦場はオカッパリであることには変わりませんが、
ボートで得られる技術や経験はオカッパリに確実にプラスになるという確信があり、今年もできる限りレンタルボート釣行を増やしていきたいと思っています。ボートの釣りはまだまだ全然だな、と思うことも多いのですが、まだまだ全然ということはもっともっと上手くなれるということも裏返しだと思います。
これは今はレンタルボートであったり、ライブソナーであったりする訳ですが、こういったステップアップを経て、次にチャレンジできることが新たに生まれてくると思うので、それが何なのか僕自身も非常に楽しみなところです!
長々と書いてしまいましたが、僕自身のバス釣りへの向き合い方、プロアングラーとしての仕事への向き合い方はこのような感じです。読んでくださった皆様ありがとうございました!
それでは今週はこの辺で!
また来週お会いしましょう!!!
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