さて、今回も
相模湖情報です。 
相模湖 ご覧の通り、上流浚渫船が桂川~弁天橋まで掘りに来ていました。 
※今どこにいるかはわかりませんが 
この日の
水温は8℃前後。
最近の感じとすれば平均的と言えるのではないでしょうか? 
とはいえ、
相模湖の水中はすでに本格的な春を控えた動きになっています。 花粉が飛び始めていますし、
水中ではワカサギが産卵を意識したポジションに移動しています。 水中の魚たちの動きも徐々にみられるようになり、バスたちの動きもそれに引っ張られ活動が少し活発になってきた感じです。 先日、ハリネズミでロクマルが釣れたこともあり、午前中は本気でロクマルクラスを狙ってみました。 
結果、ノーフィッシュ・・・(当たり前) 
ロクマルクラスをどうやって絞って狙うのかというと、これはもうライブスコープに頼っています。 
ライブスコープで明らかにでかいバスがいるところだけアプローチをかけていく感じです。 
まぁ、食わないんですけど・・・。 
ロクマル級を探している際、
モツゴがシャロー側に追い込まれている場所を発見していたので、結局数狙いに変更! モツゴがシャローにいた理由は風?だと思います。 
ワカサギに一瞬見えるのですが、全部モツゴというのが今年よくある傾向です。 
クリーピーエッグラバー1 
クリーピーエッグラバー2 小型とはいえ900gと1200g。 
モツゴの下にバスが複数いたのでそれを狙いました。 
これも中層やライブサイトで直接狙うのではなく、
「ボトムシェイク」です。 
直接狙うと食わないんですよね・・・ほとんど。 
ボトムという壁を利用し、さらに曖昧さを演出することで口を使わせる方法です。 水深は2m程度。 
この傾向も変わらず続いていて、水深は浅いほど活性も高く仕掛けやすいです。 
7m以上のディープは今年はほとんど釣れませんね・・・。 そこからはやっぱりハリネズミのさらなる可能性を模索。 
追加で1本! 
47cm1600g 
ハリネズミ1 
川虫 沖の石に引っ掛けながら鬼シェイク。 1分くらい?で食べてくれました。 
バスもルアーもライブスコープには映っていません。 
とにかくライブサイトを捨てるのが今年のキモ! 川虫を食べていました。 
大型バスが小型の餌を食べないのかというとそんなことは無く、結構こういった小さな虫を食べていたりします。 
そこから徐々に戻りながら釣りをしました。 
すると、何故かこの日は各所レイダウンにものすごいバスが・・・。 
でもほぼやる気なし! 
一体なぜこんなに群れているのかは不明。 
バスの行動は謎だらけです・・・。 
しかし、何とか一本口を使わせました。 
レイダウンに投げてボトム鬼シェイクでした。 
ハリネズミ2 
ヤゴ レイダウンのバスは、ほとんどヤゴ食いです。 ヤゴがどのような行動をしているのか全くわからないのですが、枝や枯葉?の中に隠れていて、それが何かのきっかけで出てくるらしい。 
それをバスは知っていて、ヤゴを食べる。 
おそらくコオニヤンマのヤゴなのですが、この種類は2~4年程度ヤゴで過ごすらしい。 
相模湖の水中には、驚くほど多くのヤゴが生息しているのでしょう。 
ここからは仮説ですが、ヤゴは肉食。 
ミジンコのようなものから小魚まで食べるようですが、定説を信じるならば
「動くもの」しか食べません。 
死んだ動物は食べないのです。 
この時期は日中のほうが水温上昇とともに水中の生物も活発化する時期ですので、
ヤゴも日中のほうが活動的になるでしょう。 何らかの動く生物が日中活発化→ヤゴがそれを追いかける→バスが見つけて食べる、という方程式があるのかもしれません。 ならば、最近日中のほうが良く釣れるのも納得ですが、仮説の域を出ませんね。 
最後は岩盤で2連発! 
もう少し時間があればもっと釣れたと思うのですが判断が遅かった! 
ハリネズミ3 
ハリネズミ4 
アブラハヤ? 岩盤にフォールさせて鬼シェイク。 水深は3mくらい?もっと浅いかも。 
岩盤に夕方差してきたバスかと思います。 
何度も書いていますが、ライブサイトを捨てて岩盤を普通に攻めています。 
やっていることはシンプルです。 
とはいえ、ライブスコープでバスを探していることは間違いありません。 
ライブサイトでバスの食う瞬間をとらえていないという意味です。 
映像上どれがバスか?という事に関しては経験を積むしかありません・・・。 
「これ、バスっぽいしこのエリアはバスが餌を探しているな」ということを見ています。 
でも最近はこのバスらしき映像をみて直接目掛けて投げてもほとんど食わないのです・・・。 
さらに、ほとんどの場合、うまく魚探にうつらないような位置に隠れています。 
サイトフィッシングでも同じですが、
「ルアーをバスの目の前に落とす」のではなく「バスからルアーを見つけさせる状況下を作り出す」ことが重要になっています。 
餌となるベイトが、バスを恐れず向かってくるなんてことはほぼ起こりませんし、一目散に逃げるのがまぁ普通の行動でしょう。 
この辺りのバスとの駆け引きがとても大切です。 
食べていたのはおそらくアブラハヤ。 
モツゴにしては顔に丸みがありますし、鱗の感じもアブラハヤっぽい。 
この日は6本で終了となりました! 
★タックル★ ロッド:フェンウィック プロト 62SULJ 
リール:エアリティ LT2500S 
ライン:エックスブレイド リアルデシテックス0.4号+フロロ4lb. 
ルアー:クリーピーエッグラバー+リューギ ヴェスパ1.3gジグヘッド 
ロッド:フェンウィック プロト 610CMHJ 
リール:アルデバランMGL 31HG 
ライン:バリバス アブソルートAAA 16lb. 
ルアー:ハリネズミ 10g テキサスリグ+リューギ インフィニ3/0 
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