こんにちは、鈴木翔です!
この1週間は一段と冷え込み、霞ヶ浦も今冬の最低水温をマークしました。平均して5℃台、時間や場所によっては4℃台も…。
以前、佐々木勝也さんのコーナーでも記されていたように、
水温5℃と6℃の差は大きいと個人的には感じています。バスの活動時間が短くなり、より"マヅメ時"のチャンスタイムが逃せません。今は日中もそこまで気温は上がらないうえに、風が強い日も続いているので、夕マヅメよりも朝マヅメの方が狙い目な印象です。
2/8(土)は1日フルでのカスミ釣行でしたが、強風にも翻弄されデコ・・・。本湖と閉鎖水域を行ったり来たりして、釣りにブレが生じたのも敗因の1つか^^; これからの最低水温から上昇傾向になっていくタイミングはクオリティフィッシュを狙える楽しい季節!
それをモノにすべく、フィールドへ通うのみです。
さて、今回はフィールド情報とは関係ないですが、私がボトムアップにて開発中の『バズベイト』を紹介させてくださいm(_ _)
テンポが良い、引っ掛かりづらい、バイトシーンが目に見える!
1番好きなルアーのジャンルは?と聞かれたら、迷わず「バズベイト!」と答えます(笑)。
開発中のバズベイトに盛り込む要素は以下の通り。
①バスに気づかせ刺激する波動の強さをペラが備えていること ②スカートが魅力的なアクションをすること ③シャラシャラ系のスクイーク音 ④投げやすいこと ⑤真っ直ぐ引けること ⑥幅広いリトリーブスピードに対応することペラを大型のオフセットタイプにすれば、必然的に振動が強くなるので①と②は適えます。しかし、それと引き換えに④と⑤の面では不利に。
では、ペラは弱くならない範囲で小型化しつつも、その他の部分でペラの振動やそれに伴う効果を補えないか…。それを考え思いついた、いくつかの要素を盛り込んでいるのですが、そのうちの1つが新たなスカートのタイイング法とそれを適える機構です。
その名も
『Wウェーブスカート(PAT.P)』。
パッと見では、ただの長さが違う2段スカートに見えますが、実はスカートを2カ所に巻いています。発案の基となったのは、スピナーベイトのビーブル。
内側のスカートをカットすることで、外側スカートの付け根が立ちやすく(水流を受けやすい)、なびいた時に内側スカートと干渉することがないので、スカートがよりライブリーに動きます。当初、バズベイトもこのタイイング法でやろうと考えていたのですが、1カ所の溝に巻けるスカートには限度があり(多すぎるとスカート同士が干渉しやすくなる)、内側をカットすることで見た目での本数は半分になるので、ボリュームを出せない・・・。
バズベイトにおいては、スカートの本数を増やすことで
抵抗を増やし、よりゆっくり引けたり、浮き上がりやすくするといった効果があるので、スピナーベイトより気持ち多めが好みです。
そこで、スカートを巻く溝をヘッド内に2ヶ所設け、それぞれのスカート内側をカットすることで、前後に空間が生まれることによる“スカートが受ける水受けの良さ”と“ボリューム感”の両立を実現しました。
ビーブルのように、ワームキーパー部にスカートを巻けるものもありますが、巻き付け部の幅であったり、スカートを押さえつける前後の形状・大きさがスカートを巻くのに適しているとは言えません。また、スカートをスレッド(糸)ではなくゴムバンドで止める方法も、Wウェーブスカート(PAT.P)同様に前後のスカートに隙間が生まれますが、内側のスカートがフック側から押し上げられることがないのでフレアしない(=水を受けづらい)。スレッドのように点ではなく、面でスカートを押さえつけるので、スカート付け根の立ち方にも差があります。
特徴の1つでもあるWウェーブスカートが、このバズベイトのアクションを底上げしてくれると言っても過言ではありません。
ボトムアップのInstagramや私個人のXアカウントでは、水中アクション動画も公開中。
合わせて是非、ご覧ください!
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