さて、
相模湖です。
今年は相模湖ばかり行っていますが・・・
今年は寒さが長引いています。 その影響で他の場所の釣果も乏しく、テストするにしても慣れた相模湖が多くなっていますね。
4月6日のH-1GPXマスターズカップまでは相模湖生活になりそうです。
今回は昨年のBasser オールスタークラシックで気になっていたT'zファクトリーのライブインジケーターを導入いたしました
T'zライブインジケーター ライブサイトは精度が命。
★ちょっとエレキの難しい話(飛ばしても結構です)★ モーターガイド系やフォルトレックスは方向指示が曖昧で、ライブスコープで狙った場所にいれるのはかなり難しいです。
実はフォースやウルトレックスはヘッド自体が方向指示になるため、それだけでライブサイトには有利です。
最新エレキとなるゴーストやムーブは、この点では優位性が低くなる傾向がありました。
そこで開発されたのが、私が昨年から使用していた
Cスティック(
https://sonarproselectronics.com/products/c-stick)です。
ムーブ取り付け 特に写真のようにムーブに取り付ける効果は絶大で、米国で一緒に釣りをしたMLFブレントエーラーも自身のボートに取り付けし、精度を上げていました。 実際、ムーブに取り付けると恐ろしくライブサイトの精度が上がります。
また、方向指示に不安のあるゴーストにも相性抜群。
このように、振動子の方向を正確に把握することはライブサイトの釣果に直結する重要な要素です。
しかしCスティックにも問題がありました。
モーターガイド系やフォルトレックス、ゴーストに取り付けると視覚的位置が水面付近になり見にくく、しかもマウントやボート等でCスティックの死角が生まれてしまうという事です。 ムーブにCスティックをつけると精度爆上がりだと感じていたのは
「方向指示が定まりにくい中で、見やすいヘッド位置にCスティックがくるため」であるということは、わかっていました。
ただ、構造上の問題で、自分のエレキには無理だと言うことも同時に把握していました。
※なら旧ツアーから乗り換えるべきでは?という話になるのですが、私はそれでもなお旧ツアーが最強だと考えています。
それを話し出すと長くなるのでまたどこかで。
そんな中で見つけたのがこの
「T'zライブインジケーター」です。
実際使った感じとしては、ペダルの振る重さの増加は全く感じませんでした。
精度は爆上がりで、超精密に撃ち抜ける最強ツールとなっていました。
旧ツアーにとっては、完全にCスティックの上位互換です。
ちなみにインジケーターは運搬時、外せるようになっています。
取り付けは若干慣れも必要とのことで、とりあえずT'zファクトリーさんに直接取り付けてもらう方法が良いそうですネ。
興味のある方は受注生産品ですので、直接お問い合わせください
※現在、詳細ページ制作中とのことでした。
https://tz-factory.shopinfo.jp/
私のT'zライブインジケーター取り付け位置 私はこの位置にくるようにしました。
魚探に近い位置にインジケーターが来るようにしたかったのと、配線とかごちゃごちゃした部分に集約して配置したかったからです。 この辺りの位置は変えられますのでご自由に。
さて、
相模湖の話に戻りましょう。
季節はさらに進みました。
湖の状況は春本番といった感じです。 数は少ないですが、ワカサギのポジションは完全に春のポジションです。 シャロ―に多くのワカサギの塊が見られ、産卵が進んでいる。
むしろ産卵終盤に近付いている状況。
吉野・北岸・青田にはワカサギの塊が見られます。
ただ、バスの動きが渋い。
例年の1/3程度しか動いていないのではないでしょうか?
今年は寒さが長引いている&ワカサギが少なかったのでもともと冬眠状態のバスが多いためだと考えています。
また、
水面への意識が低く、表層にはほぼ出ない。 バスは2~3mのブレイクや岩盤にいることが多いのですが、このポジションに位置するバスは相模湖でも最も厄介だというのが私の感覚。 表層にも出ず、ライブサイトで狙うにしても浅すぎるからです。 はっきり言って、バスがカバーの中にいた1月のほうが簡単でしたw
そんなバスを本気にさせるテクニックとしてあるのが「スイベルキャロ」!
スイベルキャロフィッシュ 浅い場所で仕掛けているのですが、ライブサイト難易度としてはAAA級ですね・・・。
ライブサイトでもっともテクニカルとも言える
「スイベルキャロ」。 私はウエイト調整が楽なガン玉方式です。
フックはなるべく軽くがまかつV2ヤマメ10号を使います。
キモはワーム先端に薄さしすることです。
小さめのワームは逃がした時のしなやかさを活かせるように、通し差ししないほうが良いというのが私の考え。
そして重要なのは結んでいるアイ部分とワームが一直線になることです。
基本はストップ&ゴーで仕掛けます。
それに至るまでの見せ方も大切で、
「怖がりながら漂う小魚」を演出し、バスが
「コレなら襲える」と気が付かせる事が大切かと思います。
あからさまにバスの目の前で
「美味しいですよ〜」と見せると白けます。 逃がし方も大切で
「バスがギリギリ追いつける逃がし」にします。
速すぎるとあきらめますし、遅すぎると見切ります。
高速回遊するバスや活性の高いバスを釣るときは重めのシンカーでもよいかと思いますが、軽いほうが仕掛けた時本気になりやすいかと思います。
スイベルキャロ 他には逃がし系という事でサカマタ5インチのパワーミドストも好反応でした。
一本食いましたがこれはバラシ。
比較的誰でもできる方法としては、やはり王道のスーパーリビングフィッシュのミドスト系でしょうか。
魚探なしでは、壁に沿ってミドストする方法が最も確率が高いかと思いました。
色々試していく中で、なんと
「とあるハードルアー」に激反応だと判明!
H-1GPXマスターズカップが控えているため、それまで控えさせていただきたいのですが
まさかハードルアーに好反応だとは・・・バス釣り奥深すぎますね。
とあるハードルアー1
とあるハードルアー2 結局このルアーで4回欠けて2本。
バラシが多かったのでタックルを見直してみようと思います。
結局ヤゴ そして食べていたのは結局ヤゴ・・・他は空胃です。
今年、相模湖バスでワカサギを食べていたバスを一度も見ていません。 ★タックル★ ロッド: フェンウィック ACES 64SLP+J
リール: ヴァンキッシュ2500S
ライン: バリバス アブソルートAAA 4lb.
ルアー:リンキンシャッド3のスイベルキャロ
ロッド: フェンウィック ACES 64SULJ
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン: バリバス アブソルートAAA 3lb.
ルアー:スーパーリビングフィッシュ4 + リューギヴェスパ1.3g
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