大津清彰 バス釣り真相解明 2025/6/4 H-1GPX チャンピオンシップ 長門川

さて、今回はH-1GPX チャンピオンシップへ行ってきました。

過去の優勝者だけが集う、まさに王者の中の王者を決定する大会です。

長門川

結果は凸ですので、まぁ書く事は無いのですが・・・プラクティスから振り返りましょう。

この1週間前あたりから大雨が何日か降ったりする予報。

こんなタイミングでは印旛沼から水を長門川から利根川側に放水し、印旛沼の水位を平水を維持したり、前もって下げたりすることがあるのですが、今回はそんなタイミング。

日によっては長門川が激流・・・大抵、こんな時は長門川全域が釣れなくなります。

避難場所として旧長門川が機能することがあり、それを期待して激流の中行ってみたもののタイミングが悪かった?からなのか、私にはノーバイト(結果的にこのエリアが火を吹いた)。

そんな感じだったので、将監川をメインエリアにしました。

数週間前から釣れており、「人が多くてもタイミングで釣れる」という印象がありました。

釣りこんだ感触としては、特に地蔵橋から上下約500m区間は水が良く、どんな時でも反応が良かったエリアでした。

具体的には「岸際でボトムが浅い場所」にビッグフィッシュが潜んでいる感じで、深さがある場所やナガエツルノゲイトウの先端付近ではバイト無し!

クランキーダーター50Rにて

ルアーに関してはアフタースポーニング系のルアー。

特にでかいバスほど上目線という感触が強く、プロトのクランキーダーター50Rとシケイダージャンボデッドスロー、ステルス系の水面~水面直下引きにビッグフィッシュが反応していました。

バイトは全て見えるレンジで引き出しています。

また、サイズ感も重要で、でかすぎるとバイトが遠くなる・・・小さすぎると正確にキャストが決まらないのでそれもバイトが遠くなる・・・。

程よい小ささが今回のキーワードである感触もありました。

ステルスにて

っということで、ある程度ルアーと場所を絞って試合展開を進めました。

特に場所をぐっと絞り込んだのが今回の特徴で、この流れや天候で食い気スイッチが入ったり切れたりするこのフィールドでは、「魚の多い場所でその時を待つ」ほうが、結果的に釣れると考えていました。

実際、釣りをしていく中で45cmアップが食ってくるタイミングが訪れたのですが・・・なんと焦ってエレキを踏み込んだ瞬間にエレキのワイヤー切れ。

体勢を崩してフッキングもできず、バスもそのままルアーを吐き出すという衝撃的なシーンを目の当たりに・・・。

ワイヤーキレ

一旦ボート屋に戻り、近くに自分のバスボート駐艇場があったのでバスボートからエレキを外し取り付け、再出撃。ロスは2時間半程度だったと思います。

ただ、後から聞いたところちょうどバイトがあってエレキのワイヤー切れが起きたあたりから釣果情報も増えたらしく、完全に時合いだったらしい・・・(涙)

結局、その後3バイト水面直下でとったのですが、一本もフッキングに持ち込むことができませんでした・・・。

これはもう運が悪かったのか?

それともルアーの使い方が間違っていたのか・・・?

実際私がメインエリアにしていた場所では準優勝・3位、他の方も釣っていたので場所としては間違っていなかったと思います。

基本的にバスがスローな感じを受けていましたので、あえて超々スローでステルスとクランキーダーターを使ってしまったことでバイトがさらに小さくなってしまった可能性はあるかもしれません。

スピードアップが本気食いに繋がることもあるのですが、私がスピードアップを試してもバイトは出ませんでした。

結論としては何が間違っていたのか、全くわからないまま終了となってしまいました。

上目線であることは結果を見れば正解で、しかも回転i字系で釣っている方もいましたのでルアー自体も間違っていた感じではなかったです。

バスフィッシング、特にライブスコープとサイトフィッシングを使用しないようなフィールドでは、特に「バスが食ってくる確立を高める方法」を模索してくしかありません。

マディウォーター系のフィールドでのトーナメントを見れば明らかで、圧倒的王者が存在しないのはそのためです。

その確率論の中で一日を過ごすので、たとえ正解に近いことをしていても釣果が出ないこともあります。

もちろんその日のキーワードを完全に外している可能性もある。

マディウォーターのバスフィッシングは、迷子になりがち。

今回は迷子のまま終了となりました・・・。

将監川

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