大津清彰 バス釣り真相解明 2025/7/30 H-1GPX津久井湖!13位で終了

さて、今回は津久井湖へ。

H-1GPX津久井湖がらみですね。

津久井湖

久しぶりです。

状況としてはまさに夏・・・。

水温がぐんぐん上昇する中で、バスたちはアフタースポーニングから徐々に回復傾向に。

水温は28℃、かなり高いです。

ただ、津久井湖の場合、冷たい水が深い場所にも入り込み、酸素量も豊富です。

夏でもかなり深い場所まで生物が生息していますが、意外とこれは珍しいことなのです。

例えば房総ではディープは無酸素になってしまうため、生物がすむことはできなくなります。

津久井湖は別。

タイミング的に、上流部にバスが集結する時にあたり、最上流はデカバスまみれの水族館状態・・・。

ロクマルクラスもちらほら見えるレベルで、ここでハマったら大変なことになる・・・。

ただ、クセは強い。

釣ってみた感じとしてパターンとして成立したのは。

まずはレッドペッパーマイクロを使ったボイル撃ち。

これは誰でもできる。

あとはステルスペッパー70Sにウエイトを追加したルアー。

ココのバスは「加速」に反応が良く、最初はゆっくり巻いて、追ってきたら徐々に加速させることで口を使わせることができました。

加速に対応させるため、ペラも強く曲げて速く巻けるように工夫しました。

ステルスペッパー70S

あと私が見つけたのはパパゾーイのカーブフォール。

速すぎても遅すぎてもダメなのですが、シンクレートが決まってくると食ってくる。

ただ、日曜日+試合のプレッシャーでそう簡単には釣れないと思う。

他にパターンとしてあったのは、いつものステルスペッパーを使ったキャロライナリグでした。

54cm2855g

いつものとは言ったものの・・・進化系です。

来年ステルスペッパー70Fはリニューアルするのですが、ステルスペッパー70FRS(フローティングライオットシールド)という名で進化します!※仮称です

写真を見ていただくとわかりますが、ライオットブレードに採用されているワイヤーガードが搭載されています。

かなり長めに設定しているのですが・・・これはもうH-1GPXがライブスコープ禁止になったので生み出されたといっても良い苦肉の策ですね・・・。

ステルスペッパー70Fのキャロライナリグはもともと水中で浮くために根掛りが少なく、フラットで使う分には問題はありませんでした。

しかし、最近はカバー脇にかすめるように引いてくると食ってくることが多く、この時にライブスコープを使ってかすめるように引いて使っていたのです。

しかしライブスコープが禁止になるとそれができない。

カバーに絡めていくとリップ構造を持たないステルスペッパー70Fは根がかってしまうのです。

そのためキャロクランクで対応する形になるのですが、やはりバイト数は減ってしまう。

ならば回転i字系を根掛りしないように工夫すればよい。

っということでこのワイヤーガードを搭載する形になりました。

ワイヤーガード系はディープi字ルアーに向いてますね・・・。

ワイヤーの長さと角度はフィールドテストで煮詰めていきました。

ヒートンの長さも変更、工夫しています。

このステルスペッパー70FRSならばもはやクランクより根掛りしません!

引っかかるとすればシンカーのほうで、ルアーはほとんど根がからない。

ご期待ください!

ステルスペッパー70FRS

津久井湖のキャロの場合、ベイトとスピニング両方用意します。

ベイトタックルはフェンウィック LINKS 68CM-STJを使用しました。

これは1/2~2oz.までのルアーを使うためでほぼ真下で使用するためのタックルです。

津久井湖は真下でも食ってきます。

でしたらラインを長く出さない方が良いです。

ドラッギングした時、障害物の起伏をロッドの上下動で躱していけるためです。

特に岩盤を流す時に重宝します。

もう一つはフェンウィック LINKS-CT 65SLP+Jを使うものスピニングではLINKS65SMLJという番手が似ているように感じますが、バット付近の硬さとパワーがまるで違うので軽めから重たいシンカーを使うときはこのロッドとなります。

結果、津久井湖では出番がめちゃくちゃ多くなる。

使用ウエイトは3/8~1oz.PEは0.8号を使用し、ちょっと距離を取りたいときに使用します。

ドラグがよく効くのでバラしにくいのも魅力。

ただ、フック貫通力はベイトタックルのほうが良い・・・これも悩ましい。

さて、このキャロステルスですが、使用する場所が問題ですよね・・・。

場所として選択したのは串川放水路・4番から日赤までのフラット、5番両サイドです。

このあたりは映像は貧祖なのですが何故か釣れました・・・・。

で、試合当日。

この辺りをぐるぐる回りつつ、なんだかんだバラシで苦戦し3本1650gで13位という結果になりました。

13位

結局、上流でも下流でも、勝てる可能性は誰にでもあった試合だと思います。

多くの人がバラシを経験している・・・。

上流組は特に2キロクラスを平気でばらしている。

下流組も本当に多くの人がバラシを経験していました。

私も良いサイズを2本ばらしている。

リアクションで軽く掛かるようなケースが多かったのがこの試合でした!

★タックル★
ロッド: フェンウィック LINKS 68CM-STJ
リール:アルファスエアTW
ライン: バリバス アブソルートAAA 12lb.
ルアー:ステルペッパー70FRSの2oz.キャロ

ロッド: フェンウィック LINKS-CT 65SLP+J
リール:ヴァンキッシュ2500S
ライン:エックスブレイド ゾーンフィネス0.8号
ルアー:ステルペッパー70FRSの1/2oz.キャロ

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