大津清彰 バス釣り真相解明 2025/10/9 スーパーバイブレーションスカートフラット

う~ん、実は秋分の日に、腰椎椎間板ヘルニアになりまして・・・。

痛みで立ち上がることもままならず、救急車で1週間ほど緊急入院しておりました。

腰の痛みは解消してきたものの、右太もものしびれが酷く、こちらが痛みを伴う感じです。

薬が効いていればまだよいのですが、特に朝方、痛み止めが切れてきたときは痛みで寝ていられないレベルです・・・。

しばらくは無理できなそう?なので、フィールドテストもできない状態です。

なかなかに辛い状況ですが、まぁ身体は一つしかないので付き合っていくしかないですね。

さて、今回は新製品の話。

スーパーバイブレーションスカートについに派生モデルが登場します。

それがスーパーバイブレーションスカートフラットです。

スーパーバイブレーションスカートフラット

薄いシリコンシート(約0.35mm)をカットし、それを巻き上げることで作られるスカートです。

通常のシリコンカートの厚みが0.5mmですから相当薄い。

皆さま、フラットスカートというのはご存じでしょうか?

現在もいくつかのメーカーが採用しているものなのですが、実はスピナーベイトに取り付けられていた歴史は通常の四角いスカートよりも古いもので、フラポッパーのスカートもフラットラバーが採用されていたりします。

この通常よりも薄く・フラットなラバースカートを採用するとどうなるのか?

まず、低速域での動きがけた違いに良くなります!

ヘッドで動かすスカートは別にして通常、スカートに動きが出るためにはある程度の速度が必要になるのですが、このスーパーバイブレーションスカートフラットは スカート自体が柔らかく低速域に強い、そのため、ラバージグでボトムアクションさせるような状況下で威力を発揮。

ちょっとしたボトムバンプやシェイキングでも抜群の動きを演出します。

また、「低速域に強い」といっても、実は高速域でもその効果は全く衰えず、その激しい動きはバスを魅了します。

以前より私は「ルアーは後ろ姿が大切」と話している通り、激しく動くスカートは最後にバイトさせるきっかけになると私は考えています。

実際、よく食べます。

なにやらメリットばかりと思えるフラットスカートですが・・・当然適材適所。

このフラットスカート、弱点も存在します。

そのひとつが、「絡まりやすい」という点です。

通常のシリコンラバースカートももちろん絡まりますが、フラットスカートはコシが無いために比べてみるとトラブルが多いのが難点です。

そのためおそらくトラブルを回避する目的で、いくつかのメーカーでは、このフラットスカートを通常のスカートに少量混ぜて使用するメーカーも多いです。

また、スカートのコシが無いためにシルエットがやや細めになる特徴があります。

これはメリットにもデメリットにもなりえる要素で、まぁ使い分けで考えていただければと思います。

取り付ける方向は基本こちらになります。

写真のように取り付ける形になります。

この方向で取り付けることで、ラバーは生き生き動く形となります。

また、個人的なオススメとして、「2枚重ね」という方法があります。

2枚重ね

通常つけられているスピナーベイトのスカートの下に、そのままこのスーパーバイブレーションスカートフラットを取り付ける方法です。

この方法では、フラットスカートは絡まりにくくなりますし、何より内側に配置されるフラットスカートの動きが格段に艶めかしくなります!

このままだとボリュームアップさせることができますし、トリミングして使用すれば自由に変化させることも可能!

私が良く使うのは、やはりラバージグでしょうか?

最近マイブームの「トレーラーワームをつけない」ラバージグで誘う感じです。

ただ巻きでも、シェイクでも、動きは抜群。

フラットスカート自体は昔からありますし、まぁ探せば買えるといえば買えますが・・・ぜひスーパーバイブレーションスカート同様、このスーパーバイブレーションスカートフラットも使い分けていただければと思います。

さらにシリコンラバーの世界が広がるはずです。

フットボールに取り付けた状態

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