さて、今回は
相模湖へ
相模湖 H-GPX相模湖以来なので2か月ぶりくらいです。
2025年、今年の相模湖。
結局、台風襲来もなく、
秋雨の大雨もなかった年。 こんな年は記憶にない?です。
そのため今年の秋は、珍しい現象が起きていました。
まず、
ターンオーバーが長く続いたこと。 バスフィッシングでは、秋はよくターンオーバーの話が上がったりするのですが、それは大水がないことが前提。
日本のフィールドはターンオーバーが起きる秋に台風がやってきます。
台風による大水が湖に流れ込むと、湖底の無酸素水、水温躍層を吹き飛ばしてしまい、一気に湖の水がリセットされます。
相模湖はその傾向が強く、秋のターンオーバーは小規模で限定的になることが多い印象です。
秋の相模湖は水の入れ替わりが無かったという印象ですね。 それが原因と思われるのですが、湖にアオヤロウ(正式名称:アオウキクサ)が増加していました。
これは過去、私には経験がありません。
その傾向は現在も続いていて、水温は9℃にもかかわらず一部エリアではまだアオヤロウが繁殖していました。
また、水はまだ秋の色をしていて、植物プランクトン・動物プランクトン、ともに多い水色をしていました。
ただし、これは本湖の話。
桂川方面は水温8℃。 水色は透き通っていて完全に冬です。 今年の冬はワカサギが増えている感じを受けました。
昨年は壊滅状態でしたが、今年は群れが見られます。
ただし、その量は決して多いとは言えません。
3~4年前がワカサギのピークでしたが、その時の1/10以下でしょう。
代わりに、
子ハスの群れが大量にみられます。
ハスの群れ 最初はてっきりワカサギの群れなのかと考えていました。
通常ワカサギが好む場所にこの群れが多く形成されていたからです。
久しぶりに、おかずで釣って帰ろうといつものスーパーパニックを投入して気がつきました。
ハス この群れがハスなら、他の場所もすべてハスなのか?
そう感じて仕掛けを投入しましたが、予想通りすべてハスの群れでした。
相模湖全体で、恐ろしい数のハスが存在します。
これは記憶にないレベルです。
ハスはフィッシュイーターですので、この後数年にわたり相模湖全体の各種の資源量も大きく変化していくと思います。 もちろん、ワカサギの群れも存在します。
ワカサギの群れ
ワカサギ ワカサギの群れ。
今回、ワカサギの群れを探しましたが、ワカサギのサイズが例年より少し大型です。
全長10cm程度。
一瞬、2年魚かと思いましたがそれにしては小さい。
例年なら、9cm程度が平均サイズなはず。
大型なため?なのか、1匹1匹の距離感が遠い感じですね。
小型のワカサギほど、この距離感が狭くなる傾向があります。(捕食者に追われているときは別)
今回は久しぶりの相模湖で、ワカサギ調査も1回目です。
今後、もう少し調査を進めます。
さて、今回はテストだったのですが少し釣りをしてみました。
状況としては、ワカサギが昨年より存在するので、バスたちの活性も高いまま推移している様子。
例年、相模湖本湖は12月まで秋を引きずるのですが、これに関しては例年通り。
とにかくワカサギの群れを探していくことがキーポイントになると思います。 そういった場所ではバスたちが積極的に動いており、水中フィーディングも多くみられます。
昨年はヤゴばかり食べていましたが、今年は違う様子。
ダートパニックにて ただ、今年特有の傾向として感じたのは、バスの群れが深いという事です。
平均して10~15m。
まるで津久井湖です・・・。
深い場所をスピーディーに攻略するルアーとして、ダートパニックがあります。
ダートパニックをはじめとするワインドは、深さがあればあるほど仕掛けやすい!
そのため、
今年はダートパニックが活躍しそうです。
ダートパニックにて2 結局、ダートパニックで4本釣ってテストに戻る形に・・・。
今、数を狙うなら本湖!そしてワカサギの存在です。
バスが溜まっているレンジは深く、10~15m。
例年の冬の場所近くのさらに深い場所、そしてワインド、これがキーワードです。
桂川の上流まで見てきましたが、桂川のほうは水温8℃で完全に冬モード。
本湖との水温が逆転し、本湖の水温がどんどん下がってくるといよいよ冬です。
そうなると川筋がよくなってくる(っというより、本湖がダメになる)。
今月位は
「数は本湖」「サイズは川筋」でOKかと思いました。
桂川の方は全く釣りをしなかったのですが、感覚的に昨年火を吹いたハリネズミのカバー撃ちが効きそうな感じが・・・これはバス釣り真相解明を読んでくれた方の秘密という事で。
★タックル★ ロッド:フェンウィックプロト 62SULJ
リール:エアリティ2500
ライン:エックスブレイド リアルデシテックス0.4号+LDLフロロ1.25号
ルアー:ダートパニック45 3g
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