JUKE BOX 2020 01 バスが浮いてるって、どんな状態? 前編

2020/1/6

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

さあ、ついに始まった2020年初っ端の更新は、いまさら聞けないシリーズ(?)のこんな質問から始めましょう!

【質問】
初心者アングラーです。よく、アングラーの方々が「魚が浮いている」という話をするんですが、どういったことが原因でどうなっている状況なのでしょうか。また、浮いた魚の攻略方法があれば教えてください。


浮いているとはどういうことかを理解しましょう。

ハイ、まぁ釣り人はそうは言いますが、怪しい表現ですよね。

まるで魚が宙に浮いているかような言い方です。

ちょっと前に答えたハードボトムに関する質問と似たように感じます。

ハードボトムが良いのは、ハードボトムだからじゃなくて、結果としてハードボトムが良いと言うこと。

なのに、ハードボトムだから良いと釣り人は言う。

魚が浮いているのも同じ。

でもハイ、確かに魚は浮いてます。

ただ、本当に浮いているとはどういう状況を指しているのか。

多くの釣り人は、バスはボトムにいると思っています。

それが証拠に、釣り人はボトムばかりを狙います。

これは釣り歴には関係ないですね。

オレはもう初心者じゃないと言う人でも、いや、そういう人ほど狙うのはボトムです。

タフになればボトム、プレッシャーが高いとボトム。

でも、バスはボトム付近にいるだけで、事実としては浮いてます。


バスが腹をボトムに着けるのは死活問題です。

通年そういう状態になるのは、真冬の低水温で動けなくなっている一時だけ。

しかもそれはすべてではなく一部の魚に限ります。

そういう魚は胸ビレに泥が付いているので分かります。

これって本当に1年でもレアな環境下だけです。
 
真冬に釣れるバスも全部が全部ボトムべったりではありません。

そう考えると通常の季節感であれば、ボトムに腹を付けている状態はほぼありません。

つまり、浮いています。

「でもボトムで釣れるよね?」と反論する人もいるでしょう。

ボトムまで落ちていくモノ(ルアー)をちょっと上の浮いている状態からボトムまでわざわざ沈んで食べてくれているだけなんです。
 
ハイシーズンでさえ、ボトム系のリグで釣れるとボトムで食った!と思いがちですが、どうでしょうか?

なので、バスが浮いていると釣り人はなんとなくのニュアンスで言いますが、個人的にはバスは常に浮いています。

人によって表現は違うと思いますが、たとえば的確に状況を捉えられる釣り人が、「バスが浮いている」と言うのは、浮いている(動いている)と言うニュアンスだと思います。

要はとどまっていない。

ストラクチャーに着いてないよね、の別の言い方です。

水中のどこかにいる=浮いていると言うこと。

このように、「バスが浮いている」には、いかようにも捉えられるあいまいさがあるんです。

ボトムを探って釣れないから、「バスは浮いている」のもそうだし、今日はバスは泳ぎまわっている、だから「バスは浮いている」も、同じ表現ですが、同じ意味ではない。
 
ふたりとして同じ人間がいないように、バスが全部って言うことはありえません。

いずれにせよ、バスは人間が地面を歩くように、ボトムに腹を付けている状態はほぼないと理解してもらうのがファーストステップになります。

うーん、新年早々長くなってしまったので、今回はここまでにしましょうか!

というわけで、keep it 現場!

また来週!
 

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