JUKE BOX 2020 08『陸王レジェンド2』のカナモリタカシ的感想は? 前編

2020/2/24

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

さて、今回は話題騒然!? ルアーマガジン別冊で絶賛発売中のあの戦いについての質問です。

いろいろと思うこともあるので、先回りして長いです(笑)。

ココロしてお読みください。

【質問】
『陸王レジェンド2』を見ましたが、今回もとても楽しかったです。金森さんから見て、優勝した川村さんだけでなく、他のみなさんのどんなところが良かったか。また、金森さん自身について、あの試合を改めて振り返ってどうだったかをぜひお聞きしたいです!


必然の勝者。勝つべき人が勝つべくして勝った試合でした。

ハイ、答えるのはいいですけど、それ聞く勇気よくありましたね?(笑)

だって3位ですよ。

ぶっちゃけ微妙な順位のオレに聞く?
 
初日の終わりですでに頭かいてますから(笑)。

まぁまぁ、だからこそ答えられる、上位ふたりに関しても下位のふたりに関してもというのが真ん中の3位だとは物は言いよう(笑)。

そんなわけで、お答えしましょう。

どう編集されているかは分かりませんが、僕は前日に予言はしていました。

そう、川村光大郎の爆発ですね。


プラをやっている最中で、上流の魚はかなりピーキーに仕上がっていました。

そこでこの仕上がりを崩せるのは正直言って、スピナベサイトしかないなと。

見えバスの近くにルアーを流してみたり、落とし込んだりしてみても逃げはしない。

かといって食わない。

いや、超絶食わない。

このクセはスピナベサイトしかないなと見えていました。

なので僕のプランとしては、もうとにかく(青木)大介は上流へ行く。

そしてもうひとり、タクミ(伊藤巧)かキムケン(木村建太)のどちらかが勢いで上流に行っちゃって、さらに連日プラの段階で平日でも上流域には常に5人以上は一般の釣り人がいたのでそれが継続する。

これなら潰し合いになるから、スピナベサイトでも2~3発かなと。

楽観的にはそう読んでいました。

それがね、まぁまだ購入されていない方がいるかもしれないので詳細は明らかにできませんが、奇跡のひとり旅が成立してしまい・・・

まぁ終わってから考えると、スピナベサイトを持っていると言う一点で、川村光大郎のアドバンテージでした。

きっと大介もそう思ったでしょう。
 
開始早々、オレと同じエリアに来たってことはそうに違いありません。

でも、僕らはあくまでコンセプトの戦いなんですよ。

要は人の持っているワザがどんな状況で生きるのかは、ちょっとやり込んでいれば分かります。

まぁまぁ百戦錬磨ですからね(笑)。

でも人の技(コンセプト)を盗んでまで釣りたいかと言うと、そうじゃない。

少なくともこのステージに立っている僕らはそうだったと思います。

それをやったらコンセプトの戦いではなく、単純な釣り合戦。

言葉は悪いですけど、泥仕合です。

一般の釣り人でもできなくはないと思います。

であれば、少なくともメディアで釣りをしている人間のやることではありません。

コンセプトを持って釣りをしているならなおさらでしょう。
 
もちろん他の釣り人がどんな釣りをしているかは気になりますが、突き詰める(詰めたい)のは自分の釣りです。

だからそこは全員、終わった後の座談会でも言ってましたけど、今回は光大郎さんの魚と状況で、それをきっちり獲って素晴らしかった。

それに尽きました。
 
それが勝者の光大郎さんでしたね。

そんなこんなで、ある意味僕が一番賞賛したいのは2位の木村建太なんですが、その理由は次回に!

というわけで、keep it 現場!

また来週!
 

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