JUKE BOX 2020 12 ビッグベイトの使いどころは?

2020/3/23

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

さて今回は、ルアーに関する質問ですが、あまりカナモリタカシのイメージがないジャンルかもしれません。

が、だからこそ答えられることもありますので頑張って答えてみましょう(笑)。

【質問】
ビッグベイトブームは収束することなく、どんどんインパクトが強くなってきている気がするんですが(特にデプスさんなど)、ビッグベイトの使いどころがいまいちよくわかりません。金森さんが使うとするならどんな状況下ですか?


すべてのルアーに通じる答え、“適材適所”、それだけです。

まずは逆質問として、ブームなのかなぁ?と言うこと。

もはやブームと言うよりも、ベーシックなのかなと言う印象は受けています、個人的に。

新しい釣り方ではないので、釣果としての特需、すげぇ釣れる!ではなく、質問にもありましたが、正しい使いどころで、正しい使い方をすれば、普通に効果はあると言うルアージャンルではないでしょうか。

ただ最初に書きましたが、僕はビッグベイターではないので、年間を通じて投げてはいません。

むしろ、『あ、いまビッグベイトを使わないとな』と言う必要性を感じたときに投入するルアーになっています。

なので、そこまで偉そうなことは言えませんが、そうして使っていくなかでのキーワードがいくつかあります。

まずひとつは、プアと感じる場合。

単純に魚影が薄そうなスポットだなと。

薄いとは感じるものの、例えば張り出しやへこみ、カバーなどの変化があって、いるならここだろうなと言うスポットに対して、少ないキャストでバスを引っ張り出す展開のとき。
 
オープンウォーターのピンスポットの沈み物なんてのもそうです。

次に水深がある、あるいは濁っている。

これも最初のプアな状態と通じることはあるんですが、魚との距離をいつも以上に感じてしまうときに、水押しの強さ、見た目のボリュームで引っ張り出したい。
 
濁りのときにパワーで寄せるのは、スタンダードな手法でもあります。

いずれにせよ、引っ張りたいときですね。

もうひとつは、移動距離を抑えたいとき。

ビッグベイトは基本的に、水をつかむにせよ逃がすにせよ、移動距離が抑えられることがメリットになります。

S字なんかは、ワンターンだけでも十分なアピール力で移動距離を抑えることもできます。

リップ付きでも短く強くアクションをしてくれる。

ピンスポット撃ちですよね。

特定のピンを強くしつこく誘いたいとき。
 
ハネモノと似ていますが、そういう局面。

あとはレアケースですが、バスが食べているエサが大きいとき。

季節的には秋が多いですね。

落ちアユなんかはまさにそういった状況です。

ただし一般的ではありません。

そんな感じで限定的。

野球で言えば代打の切り札でしょう。

スタメンでオーダーを組むにはよっぽど好きじゃないと難しい。

攻略できない局面や拾えないサイズが多くなる。

先ほど書いたような条件がそろったときに投入する、まさに代打ですね。

多くのルアーと同様、特徴を生かして併用しつつ使うと言うのがオレ流の起用法(笑)。

そんなこともあって、やっぱり移動距離をしっかり抑えられるタイプが“いまっぽい”と言うか、時流にマッチしているんじゃないでしょうか。

というわけで、keep it 現場!

また来週!
 

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