JUKE BOX 2020 15 エリアを見切る基準と荷物の量の関係は?

2020/4/13

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

さてさて今回は、パッと見共通点のないような質問ですが、まとめて答えてみましょう。

【質問①】
エリアにバスがいないのか、ルアーのレンジやスピードがあっていないのか何で判断して見切りますか。基準となるルアーを決めて割り切っていくしかないのかとは思いますが。色々なルアーがありますので、イマイチ自信が持てず迷ってしまいます。


【質問②】
金森さん、いつも楽しく拝読しております。タメになるお話ありがとうございます。さて、私はオカッパリサンデーアングラーで、レイドジャパンのスウィッチバッグを愛用してます。今回はバッグに入れるルアーやワーム類について質問です。金森さんの映像作品を見ると、スウィッチバッグを使用されていることも多々あると思いますが、あのコンパクトなバッグにどれだけの道具が入っているのか、また選定基準などありましたら教えてください私のメインフィールドは河川です。よろしくお願いします。


荷物をコンパクトにすると言うことは、釣りが上手になるきっかけになります。

ポイントの見切りに関しては、過去に何度も回答してきました。

なので、バックナンバーや単行本を参考にしてみてください。

それと、実はバッグに関する質問、冒頭では共通点はないと書きましたが、ところがどっこい!実は近い質問なんですよね。

ポイントの見切り、見極めがしっかりできてないと言うことは、いろいろなルアーを過剰にバッグに詰め込んでしまいます。

根本が一緒です。

自分が攻めたい場所、ポイントを理解していれば、荷物はおのずと減ります。

荷物が少ない、すなわちポイントが理解できていれば、移動のタイミングも必然的に見えてきます。

僕の場合、車はバスボートです。
 
なので、なにが起きてもいいように常にバックアップも含めて完璧にタックルを取りそろえています。

車には多くの荷物を積めるのでそれでいい。

でも現場に持っていくアイテムは、自分が「ここはいいポイントだな」と思っていざ現場に向かうときに、「こんな感じかな、じゃあこれをやってみよう!」と見立てて、できれば最小限で持っていく。

車が近ければ、また取りにこよう、でいいんですが、ちょっと取りに戻るには遠い距離だなとなってもなるべく最小限で持っていく。

そこで「あー、しまった! アレがない!」と思う、つまり失敗をすることが大事です。

なぜ失敗をしたのか。

最小限を心がけたから、つまり見立てが間違えていたからです。

でもバス釣りにはあるあるですが、「うわー!」とか「あちゃー!」と言う経験こそが後々に響いてきます。

なぜそのときこのルアーが必要だと思えなかったのか。

それがいまの自分の釣りの本当の実力です


偉そうに書いてますが、僕だって同じです。

でもそんな経験をたくさんしてきているので、偉そうなんです(笑)。
 
ちなみに陸王では現場に持っていける数こそ決まってますが、そのなかで取りこぼしがないように荷物は多くなります(笑)。
 
そして時間的に追い詰められるほどソリッドになり、荷物は少なくなります(笑)。

それはさておき、ここにはアレ、あそこにはアレ、ふたつをメインにして、フォローで最後にあそこにアレを入れるか。

と、決めたのにも関わらず、現場でルアーが足りないことに気付く。

自分が得意な場所だったらそんなことはないのに、ちょっとでもそこから外れると、本当の実力が露呈してしまいます。

つまり、荷物がコンパクトにできない!=そのポイントのことをなにも分かってない!なんです。

でも、「アレが足りない!」はいい感じにその中間。

もう少し頑張ってフィールドについてより知ってください。

ただ、思い出してください。

バス釣りを始めたばかりのころは、どんなフィールドにいっても荷物が多かったはず。

スウィッチバッグどころかでっかいタックルボックスを持ち歩いてましたよね(笑)。

本当に釣れる釣り人はムダがありません。

やるべきところでやるべきことを最小限でやって、食う食わないを判断して粘ったり見切ったりする。

そのためにも最小限の荷物を目指しましょう。


例えば河川であれば、頻繁にラン&ガンをすると思うので、行く先々でポイントを正しく見立ててカスタマイズしていける釣り人になってください。

というわけで、keep it 現場!

また来週!
 

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