2020/4/27
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。
さて、今回もと言うか、まぁまぁ毎回なんですが、全力で質問にお答えしましょう!
【質問】
友達とかと釣りをすると「どっちが上か」みたいな話になって流れで勝負をしたりします。勝負事はあまり好きではないんですが、なぜかムキになってしまうこともあります。金森さんにとっての釣りの試合とはどういうものですか?
勝負はあくまで要素のひとつです。
う~ん、結局のところ試合とは言え、
人とは競ってはいるんですが、相手は人ではないからね、と言う回答になってしまいます。
人と勝負しようとするとだいたい負けます。
逆に言うと、負けている勝負はそういう傾向があるってことです。
勝負としては人ではなく、魚を釣らないといけないので、本当の勝負は魚とです。
そこに
オプションで対人があるって感覚です。
なので、リアル勝負に関してはそんなもんなかぁと。
あとは自分にとって勝負と言えば、勝ったら勝ったで一瞬は気持ちいいんですけど、
その一瞬だけです。
たとえチャンピオンカーニバルで優勝したところで、「イエィ! 俺が一番!」で、ハイ終了。
悔しい思いをしてこそ釣りは上手になれます。
そう考えると、
勝負とかはどうでもいいんです。
負けたときに、どうしてうまく釣れなかったのか、そこをほじくれるかどうか。
意地でも勝つ!よりも、あくまで釣りを楽しんだりうまくなったりするための要素。
ただ勝負で釣りをするからにはプライオリティとしては勝ちを最優先しますが、そもそも人に釣り勝ちたいかと言われるとそういう性格ではないですからね。
できれば楽しく釣りたい派。隣の釣り人はどうだかわかりませんが(笑)。
勝負となると人の動きは気にしなければならないのはこれ当然です。
入りたいところに入れないと嫌なので。
でもそのために
本来重要視しないといけない釣ることを後回しにしてしまうと、釣れるものも釣れなくなります。
そもそもなにをオレは気にしてるんだろうと。
そういうことが実際陸王などでは多々ありました。
人を気にせず自分の釣りに最大限に集中した結果、終わってみたらアラ勝ってたわ。
これが最上級の理想です(笑)。
ひとつあるとすれば、本当の勝負の価値は、そのときの正解、少なくとも
最も釣る方法が確認できること。
それは自分も相手もムキになって一生懸命にやっているから分かること。
いつも以上に動きを気にして雰囲気を大事にして一瞬も逃さずにやっているからこそ、終わってから身に染みてくる。
自分がやりもしない、思いもよらないことで負ければ負けるほど染みます。
これを繰り返すと、そりゃうまくなりますよね。
負けるがの嫌だなとはなりません。
その意味ではトーナメンターの勝負論とは違うのかもしれませんね。と言うこのトーナメンターとも勝負(陸王)を通じて知り合いましたが。
身になることが理解できていれば、勝負もありだなと思えるでしょう。
ただ、質問をくれた方はそもそも勝負が好きではないと言うことなので、そうなるとシンプルに、
勝負はしてもいいけど勝ち負けは気にしなくていい。
勝負をすれば釣りがうまくなると言うことにフォーカスを絞ればいいと思います。
そんな風に考えて夢中で戦って、ふと気が付けば陸王10年戦士になりました。
まだまだ夢中ですけど(笑)。
というわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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