2020/5/4
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。
さて今回は、ルアーの使い方についてのこの質問にお答えします。
【質問】
金森さんに質問です、実は某河川で金森さんを見かけたのですが、その時にレべルミノーを巻いたり、止めてロッドを横方向にズル引きするようなアクションをしてましたが、他にどんなアクションがミノーに有効ですか?
ルアーの使い方に関してはすべて共通、常にシンプルに考えましょう。
えっと、まずはいったいどこで見かけたの(笑)??
冗談半分本気半分(笑)。
まぁまぁそれは置いといて、ファーストステップから入ると、要は
どの景色でなにをしたいかによって変わります。
その次のステップとしては、やりたいことが見えてきたときに、
ミノーでやれること、やれないことと言う選択肢が出てきます。
ファーストとセカンドの流れが重要です。
これはミノーに限らず、
釣りを組み立てていく上で核となる流れです。
大前提のファーストステップは、
攻めているあるいは攻めようとする場所の特徴を理解する。
これが理解できないと、ミノーでできることを懇切丁寧に説明したところでぼんやりとしたままで終わってしまいます。
広さ、水深、水の色、流れはあるか、太陽はどう当たるかなどなど、現場の景色のいまを見て判断しましょう。
ミノーだからなんだからの前にそれがきます。
その次のミノーでやれることとやれないことの選択肢。
質問にあった項目としては、
ただ巻きと、棒引きと言うか、ロッドワークによるズル引きのような引き方。
それ以外ではゆっくり巻く、速く巻く。
後はジャーク&トゥイッチ、ストップ&ゴー。
これらがミノーでやれることになります。
ただ巻きでは枝葉として
速度の緩急、フロー、ミディアム、ファスト。
ただ巻きをチョイスする理由としては、水がマッディ、クリア、ノーマルならびに、魚影が薄いか濃いか。
でも本来ミノーは水押しが強くてバルキーな形状ではなく、逆に水押しは弱くてスキニーな形状なので、基本的には
気付かせるためにもレギュラーかファストで使うのが、意味合いとしては強くなります。
弊社のレベルミノーはバルキーではありますが、ミノーのなかではと言う程度。
ただこれも絶対ではありません。
なぜかと言うと限定された条件、分かりやすいのは春のカスミ水系を中心としたシラウオの産卵後の風にもまれて波にもまれて岸寄りをフワフワしているとなれば、スローや止めることが強くなります。
カスミのシラウオ。ミノーっぽいと言えば言えなくもない!?
まぁイレギュラーではありますが、スローが選択肢に入っているのはそれが理由です。
次に
棒引き。
これはいわゆる
ポンプリトリーブですよね。
やり方など詳細は、分からなければ調べてください(笑)。
まぁまぁプルプルプルと引いて止める。
イメージとしては単純な
線状のストップ&ゴー。
これがなにをしたいかと言うと、ルアーが潜れる限界の水深まで潜らせての一定レンジの攻め。
魚に気付いて追い付かせる。
水が濁っているあるいは活性が低そうと思ったときのサーチと誘い。
効率と食わせを両立させた使い方とも言えます。
ジャーク、トゥイッチは春の王道中の王道で、さっきの棒引きに比べて
さらに移動距離を抑えられて、魚に気付かせるきっかけを作ってあげつつのポーズ、間を作れる使い方です。
基本的には水深が深い、攻めているポイントでのバスの気配が低い、密度が低いと感じるときに使います。
動ける魚に動ける範囲で追ってもらって食わせようと言う使い方です。
以上がミノーでやれることとその特徴ですが、こんな風に
自分なりでいいので区別ができていれば、状況に応じて当てはめればいいだけで、それほど難しくはありません。
また、
それが違うと思ったら別の使い方にシフトすればいいだけだと思います。
難しく考えずにふたつのステップを大事にしてもらえれば、ミノーを使いこなすことはできるんじゃないかなと思います。
ひとつ言えるのは、ミノーはハマればでっかいのが釣れます!
というわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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