2020/5/25
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。
さてさて、今回はバス釣りの根源(?)に関する質問です。
釣り方、テクニックも重要ですが、改めて考えてみることは意外と大事かも!と言うわけでいってみましょう!
【質問】
よく、魚のサイズについて語られることが多いと思いますが、金森さん的に全長と重量のどちらが大きいとうれしいですか? また、バス釣りをやる上でデカいのが釣れるとうれしい、数が釣れるとうれしい、自分の思った通りの展開ができるとうれしいなど、どんなところに最大の喜びを感じますか?
欲求は直球よりも変化球で攻めましょう。
まず理想だけ先に言っちゃっていいですか?
僕が普段釣りをしてて常に念頭においていることは、
誰よりもでかい魚を数を多く釣りたい、です(笑)。
ただ、これはもう僕に限らないでしょうね。
釣り人の根源的な欲求ってこれのはず。
より太くてデカいのを人より多く釣る、しかもそれが理想とする形で釣れるのが理想。
これが実現したくて釣りをしている、いわゆるエネルギー源だと思います。
では、それぞれかみ砕いて究極の選択をしてみましょう(笑)。
太くて短い、細くて長い。
どちらが良いかと言えば、前者です。
やっぱりコンディションの良い魚を釣りたいことが自分としてはより強いかなと。
数に関しては、昨今ブラックバスを数釣ること自体が難しい状況、環境であることのほうが多いと思います。
とは言え、良いコンディションであれば二桁三桁釣れることもいまだにあることはある。
オカッパリではありませんが。
ただ、数が釣れたから満たされたかと振り返ると、個人的にはそうでもありません。
それよりも悪戦苦闘しつつ、あぁでもないこうでもないとチャレンジした末にたどり着いた1本のほうが印象にも残っています。
そう言うときはサイズは関係ない!と言うのも事実ですが、まぁでかいほうが嬉しいですけどね(笑)。
そう考えると僕は、
数を釣ることだけを念頭にはおいていません。
どちらかと言えば、
グッドコンディションの魚をまず1本きちんと仕留めにいくなかで、結果として条件をうまくひも解いてハメられて数が釣れたと言うことはあります。
数が釣れたからうれしいと言うよりも、ハメた結果数が釣れたよね、ラッキーと言う感じです。
どこのフィールドでもグッドコンディションのバスは、その日そのときの正解を象徴する確率が高い。
だからこそそうした魚と釣りたいと考えて釣りをしています。
ハナからハメてやろうと考えて釣りをしすぎるとうまくいかないことのほうが多いです。
これはもう釣りあるあるですけど。
どこに重きを置くかと言えば、理想は
直接的な欲を満たすよりも、今日このフィールドだったらどう釣っていけばいいんだろう?から入って、徐々に狭めていって最終的に答えを得られること。
絶対にハメてやる釣ってやる!と言う狭い入り口から入ると、気付いたら袋小路に入り込みやすい。
これはもちろん僕もそうです。
シンプルかつフラットに、現場に行ってさてどう攻略してやろうかと考えて釣りをする。
イチにもニにも現場で感じることが重要。そしてそのときにでかバスを頭に置いておく。
これが基本にして常にあるスタイルです。
ちなみに今年に入って個人的に印象的だったのは、2月のロケで、ビジョンはぼんやりあったんですが、現場にいってみてちょっと違うなと。
そこからの読みがズバズバ当たって気が付いたらいい釣りができたって言う1日。
ボンヤリしたところから入って、フォーカスを絞っていって、そのフィールドのマックスポテンシャルを引き出せたと言う展開はやっぱりうれしかったですね。
というわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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