JUKE BOX 2020 25 ルアーのベストな収納法は? 前編

2020/6/22

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

さて今回は昨今の外出禁止生活で考えた人も多いかなと思われる、収納についての質問です。

【質問】
金森さん!さっそく質問です!バス釣りをしてはや5年になり、ルアーの数なども増えてきて、ルアーの収納に困ってます。金森さんのルアーなどの収納方法を教えてください!


ルアーを選ぶ力は釣る力に直結します。

最初に謝罪しちゃいますが、僕の場合は量がハンパありません(笑)。

バス釣り5年選手でもそう思うほどなので、理解していただけると思います。

なので、僕の実際やっていることをそのまま回答したところであまり役には立たないと思います。

いかんせん仕事道具なので。

ただ僕ももちろん通ってきた道なので、当時を思い出しつついまの考えを考慮しつつお役に立てるアドバイスができたらなと思います。

まず整理整頓された収納をするにあたって大事なのは、いま所有しているルアーをグループ分けすること。
 
いろいろな区分法があると思いますが、僕の場合は全部で3パターンに分かれます。

普段から良く投げていて、使いどころや出しどころを理解しているルアー群がまずひとつ。

これをグループA。

なんとなく使うし、なんとなく分かっているような、と言うAよりは理解力は落ちているものの、実績があるのがもうひとつのグループB。

そして、流行りやもの珍しさ、勢いなんかで買ってしまったものがグループC。

個人的には仕事柄、各メーカーさんから出る新製品をひと通りチェックしておこうと言うノリで購入したものの、まったく使いどころがなかったと言う残念なルアーはココに入ります。

と言う感じで、いま持っているルアーを精査してグループ分けをします。

これは僕が常日頃言っている、やれることとやれないことを理解しておくことの一環ですね。

この分類をしたうえでルアーを眺めると、その日のやるべきことやれないことの判断ができるようになります。

行くのはこういうフィールドだからこのルアーは使えるなとか、さすがにこれはいらないかとか。

大事なのはここで決めつけないことですが、それはまたちょっと別の話なのでここでは省略します。

とにかくルアー、タックルをきっちり整理整頓する、使いやすい収納法を覚えることは、釣りの上達に繋がります。

この場合も理想は4シーズン、季節ごとに入れ替えをすること。

そして釣行事に考えること。

一番ダメなのは、グループAに入れたのにも関わらず「あぁあのルアーがない、あれば釣れたのに!」となること。

で、具体的にはグループCから持っていくルアーはホンの数個、車に載せておく余裕があれば別ですが、家で待機させておいてもいいと思います。

良く使うグループAや、やや使うグループBからルアーを選んで車に積んでおいて、さらに現場で精査してバッグに入れる。

これでかなりコンパクトになっていると思いますが、それでも迷うことはあるでしょう。

僕もそうですが、初めてのフィールドでしかも駐車スペースが遠くて気軽に戻れない場合。

バッグはパンパンになります(笑)。

でもこうなると良いことはない。

やれることやれないことの判断ができていないので、どのみち数を持っていっても使い切れません。
 
現場での判断も重要です。

後悔しないように絞り込んでなるべくコンパクトにする。

そうしないとオカッパリは特にですが、移動が面倒になります。

オカッパリの理想とされる、移動しながら探してできる釣りをハメていくことができなくなる。

たとえ粘リストでもそうで、釣れない場所でいくら粘っても釣れないものは釣れません。
 
車が遠くても頑張るのは陸王のようなときだけです(笑)。

釣りに行く前に選択。

現場でも選択。


ルアーをしっかり選ぶことで良いループに入る。

きちんと選べれば迷いが少なくなる、つまり全体的な釣る力がアップします。

では具体的にはどうするかは次週!

というわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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