2020/7/13
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。
さて今回は、ポイント攻略についてのこんな質問に回答してみましょう!
【質問】
レイダウンの攻め方について金森さんに質問です。自分はよく野池で釣りをするのですが、最近すごく疑問に思うことがあって、すぐ手前にあるレイダウンとキャストして距離のあるレイダウンとでは釣り方は変わってきますか?また季節によっても釣り方は変わるのでしょうか?
場所よりも質です。
レイダウン、と言えば響きは良いですが、日本語では「
倒木」。
ザ・レイダウンです。
もともと生えている木が水中にあるのは「
立ち木」なので、レイダウンはあくまで
岸から水中に倒れ込んでいる木と言うのは、初心者の方にも理解できる親切な解説です(笑)。
リザーバーでよく見る立ち木。写真は片倉ダムです。
レイダウンの手前と奥ともありますが、重要なのは
規模。
小規模なのか、大規模なのか、いわゆるしょぼいかゴージャスかでも攻め方、そもそも攻めるべき価値があるのかが変わってきますが、質問には明記はなかったのでなんともです。
あともうひとつ重要なのは、
同じ倒木であっても枝がないスッカスカの状態と枝ぶりが良い状態とでは、ベイトやバスの集まり方も変わってきます。
いわゆる質の良いレイダウンと言うのは、
1本より2本、3本と複数本が倒れ込んで複雑に絡んでいる。
そして枝ぶりが良い。
さらに、新しいほど良い。
と言うのは、新しければまだ葉っぱが生えている可能性が高いからで、葉っぱが繁茂しているほどベイトフィッシュや甲殻類は隠れやすくなります。
虫が付いていることもあるでしょう。
つまり、
レイダウンは鮮度が命(笑)。
ゴージャスでデラックスなレイダウンほど、エサや魚をストックできます。
ちなみに竹のレイダウンは、幹は細いですが、枝が複雑なのでおすすめです。
あとは
どういった地形に倒れ込んでいるかによって価値はさらに上がります。
シャローフラットで回りになにもなく浅い場所にいくらゴージャスな倒木があっても魚は近寄りにくい。
ブレイクが絡むと言うのは無難な表現になりますが、そう言った
変化のある場所に倒れ込んでいるゴージャスな倒木であれば魚が寄らない理由はありません。
そうなるとあとはタイミング勝負か攻め方か。
季節を象徴するルアーをレイダウンに当て込めればほぼ釣れるはず。
手前かロングキャストかの答えはどういう地形にどれだけのレイダウンがあるかどうか。
オカッパリだとどうしても遠くにある、レイダウンに限らず、そのほうがおいしそうな気がしますが、それは隣の芝生がなんとやらです。
野池であれリザーバーであれ、
オカッパリでできる場所と言うのは変化がある場所です。
堰堤やバックウォーター、インレットなど変化の塊ですよね。
であれば、
手前、つまり足元のほうが変化がある、魅力的なポイントになるはずです。
プレッシャーは低くはないですが、だからこそあとは釣り方の問題。
ただただテキサス、ラバージグ、スモラバを入れるだけじゃなくて、吊るしてみるとか、バックスライドを繰り返すとか、水面をヨコヨコで誘うとか。
多くのアプローチがあります。
遠ければ食うと言う理論も確かにオカッパリでは存在しますが、やっぱり考え方として大事なのはどんな変化に対してどんなグレードのストラクチャーがあるかどうか。
これって外食と似ていますね。
どこで食べるのかが大事な気がして、いわゆるグルメサイトを見たりしますよね。
でもそれって隣の芝生と同じで、ついつい掲載されているご飯屋さんのがよく見える。
ただ、よ~く考えましょう。
雑誌と同じで、広告費が多けれれば大きく扱われたりしますよね。
本当にいいお店は意外と近くにあったりします。
個人的には信頼できる人の口コミですよね。
それよりももっと大事なのは自分の舌で確かめること。
ソリッドに見て判断する。
そのためには
自分の判断基準を持つことです。
考えるべきは、
どこにあるどのグレードのどの鮮度のレイダウンか。
以上が、バス釣りグルメのカナモリタカシからのアドバイスとなります(笑)。
最後に、立ち木のようなレイダウン、だと思います(笑)。
というわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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