2020/7/27
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。
今回は、ルアーフィッシングと言うか、釣り全般のあるある的な質問かもしれませんが、こんな質問にお答えします。
【質問】
金森さんに質問です。私は海釣りも楽しむのですが、バス釣りにも潮回りって関係するのでしょうか?
最重要ではないですが、決して軽視もできません。
たとえばですがこの質問って、日本人でもワインは飲みますか?みたいなことですよね?・・・う~ん、ピンとこないか(笑)。
日本人だからって日本酒や焼酎ばかり飲むわけじゃないですよってことです。
はい、たとえ失敗(笑)。
結論から言えば、
関係あります。
潮回りのみならず、その日の干潮、満潮などのいわゆるタイドグラフも含めて。
月と大きく関係する潮は、ルアーフィッシングだけではなく海の釣りでは釣果に直結する最重要項目とされています。
ただし、淡水でも重要ですが、海のようにダイレクトに関わるわけではありません。
「じゃあ関係ないじゃん!」となると、いやいやまったく無関係ではないよと。
ただ、自分も潮回りとの関係は気になっていたので、いろいろと考えてきました。
その結果ですが、関係性は確かにあります。
海から遠く離れた山奥のリザーバーでもそう。
僕は学者でもなんでもないので、イチ釣り人の感覚と言うか考察ですが、何年も気にしてきた結論です。
海の潮が引き始める、いわゆる満潮のピークを越えてからは水が引っ張られる気がしています。
海では干潮に向かって潮が引くと言いますが、僕的には引っ張られる。
もちろん実際に水位が変わることはないし、本当に感覚でしかないんですが、引っ張られているなと。
それによって魚が動きだすことは強く感じています。
特に冬。
低水温で魚の活動自体が鈍いので、その最低限の活動のきっかけ、トリガーになっている気がします。
つまり、数少ないチャンスのひとつになります。
これは数年前のまさにこのルアマガモバイルの企画でレイドジャパンの人間だけでやった勝負のとき、たしか2月のリザーバーでした。
僕はそのときに、
「今日は満潮から干潮にかけてが動くタイミングになるから、このときに正しく動かないと失敗するよ」と発言していて、それが11時くらいから16時くらいだった思います。
そして見事に11時まではいいスポットでも釣れず、海からの時差を考慮してそれ以降にもう1度回りましょうとなったときに同じスポットから、しかもクオリティフィッシュが複数本釣れました。
おそらくそのときのことは、ルアマガプラスで記事にもなっていると思いますので、気になったらぜひ読んでみてください。
https://plus.luremaga.jp/_ct/17148600
しっかり記録されているのはおそらくその記事だけだったかと思いますが、普段から
低水温でタフだなとなったときには潮は意識しています。
ちなみに人的プレッシャーに関しては、ほぼほぼ気にしないのが持論で、いくらハイプレッシャーでも魚影が濃ければなんとか釣ることはできるはず。
対して、
プレッシャーは少なくても魚の絶対数が少ないとかなり厳しいと感じます。
だからこそ、
その少ない魚がエサを意識して動くタイミングをつかまないととなれば、
満潮の時間帯を調べておくことはマストです。
潮回りに関して特に気にするのは、
冬から春にかけて。
1月2月は大潮になるとグッとムードがよくなって実際にでかいのが釣れます。
これはほかの著名なアングラーと話しても同じ結論になりますね。
細部まで合致したのは三原(直之)ですけど。
3月まではなんとかですが、スポーニングが早いエリアだとスポーニングに意識が集中するので逆に大潮はダメ。
4月は如実で、それでもやるなら中潮かなって感じです。
スポーニング直前直後こそダメですが、
それ以外は干満の差が大きい大潮は悪くないタイミングだと思います。
こんな風に潮回りやタイドグラフを気にしてみると、
当てていくための手段が増えますよね。
都合よくアタリ屋になれる(笑)。
朝マズメ、夕マズメなどの時合いのアタリ屋なので勘違いしないように。
潮で口を使わせる、これはこれで奥が深いので、気になったらほじほじしてみてください。
まだまだ余地があると思います。
というわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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