JUKE BOX 2020 31 トップウォーターの使い分けは?

2020/8/3

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

今回は、いよいよ梅雨が明けた!と言うことで、この季節には恒例(?)のこの質問にお答えしましょう。

【質問】
この時季はトップルアーのハイシーズンになるかと思うのですが、ポッパーや羽モノ、ペンシル、バズベイトなどなど…それぞれのルアーごとの使い所や金森さん的オススメフィールド(河川、リザーバー、野池)、エリアなどを教えていただきたく思います!


魚の状況とルアーの特徴を合わせましょう。

まずはおすすめフィールドの回答から。

ハイ、ありません。

どこでも良いです。

ここに行かなきゃトップじゃ釣れないってことはありえないので。

大事なのは、どこへ行くかではなくて、どこでなにをするか。

この季節は一般的にはアフター、地域によって異なりますが、野池のような小規模フィールドではスポーンはパキッと終わることが多いです。

逆に規模が大きければ、早くから始めるのもいれば遅いのもいたりとダラダラやる傾向があります。

特に増減水を繰り返す河川やリザーバーではスポーン自体が失敗することもあります。

大雨で流されたり、あるいは渇水だったり。

そうなると夏前までと、早春からだからダラダラと長い。

いわゆるアフターの回復もダラダラとなります。

トップの最盛期がアフターからアフター回復なので、それもまたダラダラとなる。

一般的なカレンダーの雰囲気だと5月6月がベストのイメージ。

 
こんなどんよりした雰囲気が最高ですね。

ただ、ズレたりするの梅雨明けくらいまでは最盛期かなと。

となると、もう遅いか(笑)。

ただ、気分的には暑い季節にトップウォーターで釣りたいと言うのも分かるっちゃ分かるので、まぁベストではありませんが解説をしてみます。

理論的には難しくありません。

状態としてはバキバキのアフター期のガリッガリの魚。

吸い込む力も当然弱く遊泳力も低い。


最終回のラストの矢吹ジョーですね、世代によっては伝わらないと思いますが(笑)。

体色も白くてジョー的で、タフなコンディションとなると、スピード感のあるルアーはNG。

ペンシル、バズベイトなどの切れやスピードがメリットのトップウォーターは苦手です。

こいつらはむしろ回復期に使いましょう。

「ハネモノは遅いから最高じゃん!」思いがちですが、ジョーにはちょっとサイズ的にタフですね。

出るけど吸い込めない食い切れない。

後方から「チュポッ」で終わりのパターンです。

そんなアフターにベストなのは、移動距離が短く、遅くて止めて間を作ることできるポッパー。
 
ツーウェイはいわゆるポッパー的に使いましょう。

次に回復にむけてやる気が出かけ、動き出している魚にはハネモノが最強です。
 
デカダッジはでかバス狙いにも効果的。

で、ペンシルが活躍するのは回復後期のアグレッシブにベイトを追いかけだした魚にベスト。

特に河川やリザーバーで、細身の魚、ハスだったりオイカワだったり稚アユだったりとシルエットとスピード感がピッタリです。

いわゆるマッチザベイトですね。

風が強いとか濁りが入ったとかでなければ、ペンシルは必須ルアーになります。

また、回復期の魚はアグレッシブなので、ピンスポットには留まらない。

かつ、規模が大きくなると探すことが重要になりますが、そうなると活躍するのがバズベイト。

サーチ力としてはトップウォーターでもナンバーワンです。
 
マスターブラスターはジャンル最強クラス。

居場所が分からない、濁りが入ったときなどには強さが活躍します。

このように、ポッパー、ハネモノ、ペンシル、バズベイトとなれば、使い所はおのずと見えてくるはずです。

事細かに説明するのも野暮なのでザッとですが。

脚の遅いルアーはより岸際、浅いところ。

アピール力が弱いので。

逆に切れやスピードが特徴であれば岸際も使えますが、より遠く、より広い景色。

魚から見つけてもらって口を使わせる。

とまぁまぁホントにスタンダード、イロハでは「イ」のレベルの使い分けになりますが、参考にしてもらえればと。

というわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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