JUKE BOX 2020 32 ファイト中にフックの掛かりが悪いことに気づいたら?

2020/8/24

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

いろいろな状況で読んでいただいてありがとうございます。

今回は、まだまだ暑い毎日ですが、そんな暑さを吹き飛ばす景気の良い(!?)この質問にお答えしましょう。

【質問】
最近霞ケ浦で55クラスをバラしてしまいました。バレ方から慎重にやっていれば取れた魚だったかなっておもいます。バスとのファイト中に針の掛かりを瞬時に判断するコツみたいなものってありますか?


水分補給はいつするべきか。喉が乾く前にするべきです。

55クラス!

カスミ水系で!!

すごいな!と言うのが最初の感想(笑)。

でもバラすことって、場所うんぬんに関わらずサイズが関係していることがあります。

個人的な経験の話なので共通性があるかは分かりませんが、単純に55を超えてくると刺さりにくい。

硬いです。

そこで大事になるのが、そのときに使っているタックルのバランス。

質問にあるように、針の掛かっている位置や状態を確認することも確かに大事なんですが、それを確認したところで手遅れです。

なので結論としては、答えはその前段階にあります!

どういったサイズをどういったタックルでどういった場所で狙っているか!!

そこを見直すことが魚をバラさないための直結した解決策になるんです!!!

冒頭からちょっと荒ぶってますが(笑)、今年僕もかなりやっちゃってるんで、つい力が入りました。

僕の場合は七色ダムに練習で1週間入ったんですが、自分で言うのもなんですが、まぁ連日でかいのを釣りました(笑)。

でも確認しただけでも2発ロクマルにかまされました。

七色のようなロクマルを狙えるフィールドに日々身を置いてない以上、タックルセッティングを始めとして、深い理解のもとに釣りをしているわけではありません。

これはあるみなさんと同じだとは思います。

もちろん前提としてでかバスがいるフィールドではあるので、それなりの魚がきても獲れるタックルを準備はしていました。

フックもしかり。

それでも55を超えてくるとやっぱり硬い!

刺さらない物は刺さりません。

そんなことがあってあとあと考えてみた、いわゆる学習の結果が冒頭の結論になったと言うことです。

確かあれは60中盤はありましたね。

水深3メートル4メートルで食わせたんですが、フッキングが届いていなかった。

針先が乗っかってるだけで貫通してなくて、浮いてきて刺さってないことに気付いたときにはまさに後の祭り。

ジャンプ一発でハイさようなら。


そこで思ったのはフッキングに問題があったなと。

ある程度の水深があったのにいつも通りにフッキングしていました。

正解はおそらく巻きアワセ。


ルアーはヘビダンでしたが、通常のソフトベイト系フッキングでは力が届いていなったんでしょう。

さらに魚がでかいと硬いのでなおのこと。

タックルバランスは悪くなかったけど、これはフッキングのミスだなと。

つまり、ファイト中にフックの掛かりがチェックできても、慎重にファイトをしても根本がダメならダメ。
 
逆に言えば、良い位置に掛かればバレることはまずありません。

ファイトに関しても、よっぽど雑なファイトでない限りは獲れると思います。

そうなるとそのスポット、シャローなのかミドルなのかディープなのか。

そこに対してどんなルアー、どんなリグを通しているのかに基づくフッキングフォーム。

いつも同じじゃダメと言うこと。


そこまでと言うか、そこを考えるべきです。

僕もここ3年4年は、鋭く短いシャローの近距離戦のフッキングと、ミドルディスタンスの通常のフッキング、それとディープやロングディスタンスの巻きアワセのみっつのフッキングを使い分けるように心がけています。

フォームとしてイメージしやすい例としては、鋭く短いのが川村光大郎。
 
ミドルのノーマルが金森隆志。

ロングだったら木村建太。

バレる、フックアウトしてしまうのは、きちんとフッキングができていないから。

その場所、ルアーに対してベストではないので力が伝わり切れていないのがひとつ。

もうひとつはルアーが根本的にマッチしていない。


食ってもらえてるから大外れではなく、むしろ正解には近いんですが、完ぺきに吸い込んでもらえないのは完ぺきではないと言うこと。

ルアーの形状やウエイトのアンバランスさと言った、そういう意味でもタックルのトータルバランスになります。

バレないと言うことは、それがピッタリ合致していると言うこと。

バレると言うことは、どこかが欠如していると言うこと。

ファイトの途中で気付いてもそれは結果の問題で、そもそもが足りていないと言うことになります。
 
なのでむしろその前提、正しいフッキングに注力することがバラさないための対策になると思います。

カバー越しであればカバー越しに適したアプローチにフッキング。

ディープもミドルもシャローもしかり。

まぁ経験が物を言うこともありますが、無意識に経験するよりもそこを意識して経験した方が後に繋がることは言うまでもありません。

もし万が一ファイト中に針の掛かりの位置が悪いことに気づいてその対処法があったとしても、55クラスであればもうそれどころじゃないですよね。

自慢ではないですが、55クラスもそれ以上も相当釣ってますが、いまだにテンションは上がりますから。

さすがにテンパリはしないですが(笑)。

でもその前の段階をしっかりしておけば、どれだけテンパってもいいんです(笑)。

カスミでは激レアなサイズをもう一度掛けてもきっちり楽しむことができるでしょう。

というわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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