2020/9/14
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回は結果的にホットになってしまったかな?と言うこの質問にお答えまします!
【質問】
2020年に入ってホバストの釣りが流行っています。金森さん的に、ホバストの釣りはどうお考えだったりしますか?実際にやられたりはしてるのでしょうか。
まだ間に合います(笑)。
そうですね、つまりこの前の
コータローさんとの艇王戦でキーになった釣り方です。
が、ちなみにワタクシ、ホバストは2020年に入る前からやっております(笑)。
いろいろな可能性を試して結果を出しつつ、日々SNSやYouTubeなんかで更新報告しておりますので、まずはチェックしてみてください。
以上!
では短すぎるので、思ったことをつらつら書いてみますと、
まぁ釣れます。
最新テクニックと言うのは、ホバストに限らず効果的です。
理由は単純、あまりやっている人がいないから。
これが10年前なら、最新ではなくても釣れました。
なぜならひとつのトピックスに人が群がるようなことはなかったから。
それなりに長く釣れ続けて、徐々に安定して、それでも釣れるテクとして定着していたでしょう。
でも最近では、一気に多くの人がやり始めて一気にスレる。
そしてそのなかでも本質を掴める人だけが長く釣れ続けることができる。
ホバストもそうですね。
いち早く取り込んでいち早く理解した人がめちゃめちゃ釣れる。
遅れてきた人もそれなりに釣れますが長続きはしません。
まぁまぁそう言った類の質問ではないので端折りますが、いまのご時世、
最新テク、最新ルアーの賞味期限は長くて2年。
このフレーズ、ストアイベントなどでもよーく言ってますが、これが事実です。
まったく興味のない人が釣れるからとやるようになるのが2年目以降ですね。
で、ホバストですね。
どう言ったリグかは調べてもらえれば分かりますが、名前の通り、
ホバリング、一定にところに留まりつつのストローリング。
すごく繊細ですごく気長な釣りです。
メリットとしてはジグスト、ミノストと比べて圧倒的にフィネスで、水質がクリア、サスペンド傾向のバスには強烈に効きます。
デメリットとしては展開が遅いこと。
ジグスト、ミノストがバズベイトだとしたらホバストはダッジ。
スピード感の異なる釣りです。
一瞬の時合いをとらえるのは苦手なので、適した場所をある程度理解しておいて、いまなら出す価値があるとか、ここなら使えるとかを判断して繰り出さないと、ただただ漠然とやるには辛い釣り、釣れない釣りになってしまいます。
逆に少しでも理解していればバンバン釣れます。釣れました(笑)。
タックルはライト、ウルトラライトクラスのスピニングロッドで、レングスはやや短めのがやりやすいので、6フィートから6フィート3インチ程度。
ラインは人によってまちまちですが、ベーシックなのはフロロ4ポンド。
本当は小さくて軽いルアーを扱うので3ポンドがベストですが、ラインスラックを細かく叩いて一定レンジをキープさせるので、ラインにもある程度の自重があるほうがやりやすい。
なので、投げやすいのは3ポンドですが、コントロール性では4ポンドがおすすめです。
フックに関しては専用フックが出ていますが、個人的には
リューギのホバーショットを使っています。
そのフックを頭から背中に抜いてもらってワームのアゴの下におおよその平均で0.3グラム、重ければ0.5グラムのネイルシンカーを入れます。
ワームは一般的には
エアを含んで浮力が高いシャッドシェイプがベーシック。
この釣りの発祥とされるのが池原のローカル発で、ティムコの山岡さんが全国に発信したと言う流れで、
ティムコのスーパーホバリングフィッシュが有名どころで、実際始めるのにもベターかなと思います。
個人的にもいろいろ試していますが、いま面白いと思って発信しているのは
ツーウエイです。
飛距離が出るのと、ロールをしないのと、シェイクをしても操作感が手に伝わって分かりやすい。
あとは
ブルフラット3インチ。
ギル型のワームでも好釣果を叩き出しています。
超クリアウォーターでベイトフィッシュ依存型のフィールドであれば別ですが、そこまでシャッドシェイプにこだわることはないでしょう。
これもここ1~2年でベターからベストへと確定していくかなと思います。
準備は以上。
アクションはミドストと同じで、ランスラックを叩きながら一定のレンジ、スポットをキープします。
「これ沈んでるよね?」と思うくらいのアクションで問題ありません。
基本はいまも書いたように、
一定レンジ、スポットを動かすようで動かさない、なんですが、いまは正直、そこまで明確にやらなくても釣れてしまっているので、ここも含めてワームは次第に確定していくでしょう。
スポットとしては、魚が留まりやすいレンジやストラクチャー。
レイダウンや縦スト、杭、橋脚など。
浮いている、留まっている魚の目線よりもちょっと高い位置でゆーーーーっくり動かすので、そうした斜め系、縦系のストラクチャーがあったほうが良いと思います。
そういう意味では
リザーバーなんかはやりやすいフィールドですね。
写真は相模湖ですが、関東リザーバーにはピッタリかなと。
ひとつ注意点としては、
クリアウォーターが絶対ではありません。
実際カスミでも釣れたし、旧吉や遠賀でも釣れたので、マッディ、ステインでも効果は得られるはず。
いかんせん出たての釣りなので、
あれこれと試してみて、自分に合う合わないを判断しつつ使い込んでもらえればいいかなと言うのが正直なところです。
とまぁざっくり答えましたが、もっと知りたければぜひ艇王の振り返りインタビュー記事を読んでみてください!
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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