2020/9/28
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回は、先日行われた艇王戦について、記憶の濃いうちにお答えまします(笑)。
【質問】
先日の艇王第1戦お疲れ様でした!川村さんとのアツい試合に興奮しました!三島湖で1日70尾以上ものバスをキャッチなんて、金森さんしかできない芸当だと思いました。私も、自分だけが答えを知っている状況というのに憧れますが、金森さんの素早い答えへの導き方などのヒントを教えていただければと思います。
スタイルが強烈なほど釣果も強烈になります。良くも悪くも。
ひょっとしたら記事には書かれているかもしれませんが、
偏りです。
偏りをつまんでいく、捉えていく。
これが答えに一番近い部分ではないでしょうか。
要素を挙げればきりがないんですが、自分的に強く意識していると言う表現が正しいかな。
今回の舞台の三島湖は、房総の人気リザーバー群のなかでも最近バス釣りが解禁されたと言うことでプレシャーは高い。
ただ、いつも言ってますが、
プレッシャーが高いから釣れないと言うことはありません。
そこに魚がいれば釣れる可能性はあるので。
むしろプレッシャーが高いと言うのは、表現はおかしいですが、最高です。
プレッシャーがかかればかかるほどバスの行動も限定されて、捕食パターン、エサを食べる場所も偏ります。
なるべく動きたくない隠れていたい、でもエサは食べたい。
食いどころは絞り込まれますが、ストライクゾーンも狭いです。
これも偏り。
さらに今回訪れたタイミングが減水でしたが、これもまた偏り。
減水によってバスのエサとなるベイトフィッシュが居られる場所がおのずと限られる。
居たいじゃなくて、居ざるを得ないと言う偏り。
バスもそこでエサが食べられることが分かっているので、自然とそのスポットに偏ります。
季節、水位、エサ、プレッシャー、偏りだらけ。
偏りが多いほど答えの数は少なくなりますが、その答えは強烈になります。
全国的に見ても関東のフィールドは偏りが強いので個人的には好きなフィールドです。
あとは大江、五三もそうですが、狭くて浅いフィールドは偏りが強烈にでます。
難しいですが、偏りを見つけられればそこに気づいたら釣りやすい。
それが釣果に繋がって、と言うことです。
もちろん毎回ではありませんが、
偏りを見つけることに集中できれば、自分しか釣れない状況を生み出すことは可能です。
それは1日、数時間、数分、あるいは1カ所、さらにワンスポットかもしれませんが。
ただし、偏らない状況、フィールド、時期も存在するので、そのときにどうするかはまた別の問題だったりします。
今回は、
粘ることに重きを置いて偏りを捉えると言う自分のスタイルにたまたま合致したと言うのが結果だったと思います。
もちろんその逆で、問われるのがバランスだったり、スピーディな展開だったりするとむしろ僕は後手に回ることが多いですね。
言ってみればスタイル。
今回の回答が自分のスタイルに合った“偏り”でしたが、ハマらないこともあります。
一番大事なのは自分のスタイルを持つこと。
これに集約されるでしょう。
強烈なスタイルを持つ。
そうすれば、自分しか捉えられない状況に入ることはできるでしょう。
でも逆に、
これは自分だけが捉えられていないなと言う辛い体験もあるはずです。
と、これもまた偏りですね(笑)。
僕からのアンサーとしては、まずは自分のスタイル、情報に惑わされないスタイル、遊び方を持つこと。
それが自分だけの状況に繋がると思います。
読んでもらってピンときた人もいると思いますが、
まさに僕と川村光大郎さんが真逆の対になっています。
だから自分としてもコータローさんとバトルは刺激的なんですよね。
真逆なので結果が明白になる。
合体したらウルトラ最強ですけど(笑)。
自分のスタイルを探すには、まずはメディアなどでいろんな釣り人のスタイルを見て刺さったアングラーを参考にするのはありだと思います。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
コメント
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