JUKE BOX 2020 40 ターンオーバーしたフィールドで釣る方法は?

2020/10/19
おはようございます、こんにちは、こんばんは。

今回は、久しぶりのオカッパリ系の質問ですが、まぁまぁいずれにせよ、いまの時期にはハズせない、毎年恒例のアノコトについての質問です!

【質問】
秋になってくるとターンオーバーが発生して水質が悪くなって釣れなくなると言われています。でも、だからといって水質の良いエリアを探せない状況(皿池など)だったり、フィールドそのものを変えられない状況のときもあるかと思います。そんな場合でも、釣れる状況に持っていくことは可能なのでしょうか。


強いか弱いか効率か、軸をはっきりさせましょう。

可能なこともあるでしょうね。

単純に偏っているときですが、エサがある特定の場所に集まっていてバスもそれを食べにくる、エサと場所とバスがリンクしていれば水質は関係ありません。

そのときの一番の偏りを見つけると言うことになってきますが、ただそれは狙って探そうと思っても探せるものではありません。

どちらかと言うと、意識していて偶然出会うものなので。

ふと気づくと、こりゃすげぇ状況だな!みたいな。

逆に、狙うときっとハズします。

それくらい出会えないものだと言うことです。

なので、それはオプション的に、心にとどめておいてください。

ただ事実、水温は下がり傾向で、水質も悪くはなりがちで、さらに魚は散り散りでニュートラル。

いかんともしがたい雰囲気ですが、そこでも生きてくる状況ですね。

ターンしてても晴れていれば、時系列で朝よりも実は昼のが良くなってくる。

あとは風が強いときにある程度、全体がガラッと変わることはないですが、ある程度は動いてよくなるところもあります。

 
さらにウィード、ベジテーション関係。

悪い水中でも比較的良い環境、酸素状態があれば、そこに重きを置いて何度も入り直すとか粘るとか、工夫はできます。

状況がイケイケではない、でもそれって普通のことですよね。

そう考えると、タフな状況でもほかのところよりはそれでも良いと言う場所をいくつ見つけられるか。

その特徴に対してなにを入れるべきか、相性のいいルアーやリグをどれだけ工夫してあげられるか。

釣れない釣れないと、ダメな要素を並べて言い訳しても釣果には繋がらないので、ポジティブにできる工夫を見出すことは至極大事です。

池なら池、そこでの良い環境。
 
あるいは天候的な運任せですが、雨が降っていれば新しい水が入って水質が変わるようなスポット。

風が吹いていれば風が当たる場所など、環境への着眼ですね。

基本的にはタフになっていくので、毎年やっていれば分かってくる、“あるある”だと思います。

秋は正直、引き出しが勝負で、その精度が高いほど有利で、いわゆるフルスペックアングラーが釣れます。

なので、釣り方が偏っていたりスタイル的に限定されたり引き出しが少ないとやっぱり厳しいですね。

『秋は巻き物』で、実際に巻き物を投げる価値はあるんですが、一辺倒ではハマりません。

ターンやタフなタイミングであればこそ、そこでどういう工夫をするか。

強い釣りも否定しない、スタンダードも弱い釣りも否定しない。


否定したらダメな環境になるので、難しくもあり面白くもあり。

分からなければ分からないなりにいろいろとやってみる時期ではあります。

具体的には絶対ではありませんが、トップが良くなったりもします。

ターンして全体的にはスローになる。

そこでまだ食える魚やフィーディングに入った魚を探していくトップウォーターは個人的には好きです。
 
クイックに展開するならバズベイト、あからさまにいい場所をきっちりやるならハネモノとか。

まぁこのふたつが主軸にはなりますが、それでバンバン切っていってダメならスローダウンするとか、フィネスに寄せるとか。

トップは活用したほうがいいでしょう。

タフなタイミングだからトップはダメでしょ!じゃなくて、一年のなかでも生きてくるタイミングなので、工夫のひとつとして強めのトップウォーターは入れていってください。

夏ほどフィネスが全開に生きる時期ではないですが、少しでも水が良い場所、ベジテーションがある場所、点の環境下があればスローダウン、フィネスもきっちり入れていくべきです。

まぁやっぱりバランスですよね。

強い弱いをはっきりさせることと、効率。

質問にあるように、皿池であればまずは効率で、投げ散らかしてチャンスを拾っていく。
 
まぁバイブレーションですね。

一方で、コーナーコーナーで、水が悪くてやる気がなければ怒らせるためにハネモノを入れるとか。

階段周りは変化があるよね、となればフィネスを入れるとか。

軸を決めてみて、軸では攻めきれない部分をサポートすべく別の物を入れてみる。

これは強い、これは弱い、これは効率と割り切ってやれることをやる。

大勝ちを意識しすぎないことが、秋の大コケを防ぐ方法だと思います。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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