2020/11/2
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回はバス釣りでも屈指の興奮するシーンについてですが、実はこの場面以外は、ず~っとヒマだったりするんですよね。
まぁヒマと言うか、いろいろと考えることはあるんですが。
そんな、ファイトに関する質問です。
【質問】
最近よく川に釣りに行くんですが、上流部でのサイトフィッシングULクラスのスピニングロッドにフロロの4ポンドでバスを食わせた後引きが強く、カバーに巻かれたりわけの分からないところまで走られて切られたりが多々あります。ドラグをキツめに閉めたりしても同じ事が繰り返し起こります。タックルバランスの問題でしょうか? それとも人間側の操作の問題でしょうか? 対応法等ありましたら、教えて下さい。
考えることは正しい。なので、発想の転換をしてみましょう。
まず文面だけで想像してみると、
両方じゃないでしょうか。
河川の魚、しかも上流と言うことで流れのなかにいることは分かりますが、ちょっと詳細な状況は見えてこないですね。
水深、広さ、カバーの種類濃さ、流れの強さなどなど。
カバーの種類でも分かると対策もちょっとでも見えてくるんですが。
とは言え考えてみると、
ウルトラライトのロッドであれば4ポンドを5ポンドにする意味はありません。
なぜなら
小さくて軽いルアーを扱うためのウルトラライトロッドなので。
それを5ポンドにすると、システム的なトラブルが発生しやすくなります。
そこで、タックルバランスに関しては4ポンドでも問題ありません。
むしろベターです。
じゃあ
ロッドをライトクラスにすればいいと言うのも違いますよね。
4ポンドでウルトラライトだから食わせられると言うことは考えれるし、アプローチに関わるところなので。
おそらくここで考慮すべきは、流れの強さではなく
ウルトラライトでは獲れない景色なのかどうか。
水深があるのであれば単純に走らせて体力を奪えばいいはず。
でもボトムがリップラップやテトラのようなハードで複雑なのか、極端に言えば砂地なのか。
景色によってファイトの仕方は当然ながら変わります。
厳密には河川じゃないですが(笑)、流れのある場所です。
流れが強いところで引きの強い大きな魚をかけてウルトラライトで獲れないのかと言われれば、
景色次第としか言いようがありません。
浅くてボトムがゴツゴツしていればそりゃダメだよね、となります。
ではもうひとつ、操作の問題もあるでしょう。
これも景色次第ですよね。
走らせていいのであればドラグ云々は関係ないですよね。
基本バスは下流に向けて走るはずですが、それによってもファイトの仕方は変わります。
まぁどちらにも原因はありますが、詳細は分からず。
でも原因までは行きついていて、それでも解決はできていないのが質問をいただいた現状ですよね。
さて、そこでふと思ったのは、
ベイトで食わせる選択肢はないのでしょうか?と言うこと。
サイトだからスピニングと言うのも分かりますが、こういう選択肢もありますよね。
ベイトだとラインが太くなって具が大きくなるからサイトには向かないと考えているのであればそれは間違いです。
むしろ流れがあるのであれば大きくてもいいんじゃないの?と。
流れがあればラインの存在を弱く、気付かれにくくする方法はあります。
ルアーが大きければ食わないと言うのも偏見です。
さらに思い付きで言えば、
ロングワームのドリフトではどうですか?
スティックベイトのリアクションもあるし、
スイムベイトもビッグベイトもありますよね。
スピードで仕掛けるものありでしょう。
逆に質問でした(笑)。
いまやサイトフィッシングは誰でもやる釣法だからこそ、あまり人がやっていないベイトタックルでのサイトは有効になるはずです。
いかがでしょうか?
もしそれで食わないのであれば、なににプライオリティを置くか。
投げやすさ、扱いやすさであればスピニングは譲れないので、腕でフォローできるのであればライトタックルのスピニングで5ポンドでトライするのも良いでしょう。
あるいは景色にもよりますがPEタックルにするとか。
まぁハード系だと難しいですけど。
個人的には、質問から読み取れる範囲内でのベストなアンサーとしては、
ベイトの可能性を考えてみるのはいかがでしょうか?になるかな。
もちろん答えはひとつではありませんので、もっともっと考えてみるのもバス釣りの面白いところだと思います。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
コメント
ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。