2020/11/16
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回は季節テクニックとは関係なく、閑話休題的なトリッキーな質問の続きです。
【質問】
釣りとは関係ない質問で申し訳ありません。金森さんの動画を見るといつも思うのですが、説明が簡潔明瞭で、台本があるかのようにとっさに心に刺さる話ができて感激します。このプレゼン能力はどう身につけたのですか? 心掛けていることがありましたら教えていただかないでしょうか。
キャッチして掘り下げる、その内容も重要です。
前回は、しゃべりはそもそも僕にとってコンプレックスとストレスだったからこそ改善しようとしたこと。カメラの前で話すなんて想像もしてませんでした。
そして、改善のために参考にしたコンテンツのひとつが
ニュースとニュースステーションにおける久米さんだったこと(笑)。
そしてもうひとつが、
落語でした。
キャッチ(つかみ)がすごいと思ったときに、東京にちょこちょこ出入りしてた時代、25から30歳くらいでしょうか。
ちなみにニュースだけど話が堅苦しくなりそうので、バラエティ番組も見て勉強をしました。
ひな壇よりも司会者のほうが話のスキルは高いはず。
バラエティの名司会者はたくさんいますよね、なかでもさんまさん、タモリさん、島田紳助さんで、僕の場合は島田紳助さん。
適度に目立ちながら芸人の良いところを引き出しつつ、さんまさんやタモリさんができないことができたんです。
人を泣かすこと。
感動させて、自分も泣いてましたが(笑)、そういうスキルはヤベェなと。
僕のおしゃべりは久米さんから島田紳助さんへ行き、落語が目に留まり、東京に行くたびに浅草で寄席を見たんですが、やっぱり枕に引っ張られるんですよ。
枕こそつかみ芸、ひとつのキャッチですよね。
しかもやっぱり師匠クラスだとすごく面白くて、前座さんはやっぱりそれなりで、中堅は中堅だなと。
師匠の枕はそれだけですごいワクワクするんですよね。
つかみ、キャッチの重要性を再確認しました。
それプラスボキャブラリィ、そのときのトレンドやキーワードをちりばめて、いかにお客さんが興味を引く話ができるか。
こんな話、普段はほとんどしませんけどね(笑)。
できれば開始30秒以内で、いかに耳と目と興味を引っ張るか。
この20年近くやってたなかのキモです。
基本、人の話なんて興味はないので(笑)、いかに振り向かせるか。
さらにいえば開始3分以内で知ってもらう、5分で理解してもらう。
10分で話をアップデートする。
このなかで聴いている人の興味に合わせてボキャブラリーや展開を変えていく。
要は、なにを重視するかです。
そこがブレるとただの与太話、長話、友達との会話になってしまいます。
相手を軸に、もしくはテーマを軸に、より多くの人が興味を持ってもらう本質を大切にする。
これがおしゃべり(=トーク)では大事ではないでしょうか。
と言う、こんな釣りとは関係ない単なるおしゃべりが、みなさんのなにかのお役に立てれば幸いです(笑)。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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