JUKE BOX 2020 45 厳しい冬に絶対に釣るには?

2020/11/30

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

遅ればせながら、艇王決勝についてもうひと言、ふた言というリクエストが編集部からありました(笑)。

もちろん嬉しいことは嬉しかったですが、ホントに正直ここだけの話、飛び上がって喜ぶほどではなかったですねぇ。

勝負ではありましたが、なんとなく冷静かつ淡々と、モチベーション的にもヒリヒリという感じではなく、自分がやれる再現性の高いことをやっていました。

ミスは多かったですが、避けようのないミスだったので。

勝った瞬間も淡々だったかなと(笑)。

動画で見ると分かっちゃうかと思いますが。

オリキンさんはさすがに日々現実的なスコアを狙ってましたね。

祐五はただただ不気味でした(笑)。

両者ともに極端で怖いことは怖いんですが、平常心を忘れずにシンプルに戦いに没頭できました。

初場所で、季節も絶妙に難しかったんで、対戦相手がどうこうよりも、単純にフィールドと向き合わないと話にならない、戦いよりも釣ることに集中できたのがよかったのかもしれません。

エリアバッティングもなかったので、余計に人を意識しなかったと言う、いろんな意味で面白い戦いだったと思います。
 
艇王に関しての質問は、今回間に合わなったようなので、追々お答えしていければなと思います。

ってことで、今回はまさにナウな質問です。

【質問】
冬になるにつれて釣果的に厳しくなってくると思いますが、デコだけはなんとか避けたいです。金森さん的な手堅い冬の釣り(フィールド、状況、タックル、ルアーなど)をお聞かせください!


釣ることがすべてではないのが釣り。禅問答ではありません(笑)。

ハイ、そんな釣りはございません(笑)!

なんというか、ホントにデコだけは避けたいと思うとどうしてもデコは付きまといます。

あらゆることを捉えられなくなるんです。

これ絶対に誰もが思い当たるし経験もしているし、まさにその壁にぶつかってるかもしれませんが、気持ちは分かります。

時間を割いて釣りに行くならやっぱり釣れないよりは釣ったほうがいい、釣りたい。
 
厳しい時期であれば余計、釣れたらそれはもう嬉しいです。

ですが、冷静になって考えましょう。

毎回行くたびにボコボコに釣れたら、飽きますよと。

日常生活を振り返ってみてもいいでしょう。

買い物ひとつするにもハズしたくない、下手な物は買いたくない、だから検索する、動画をみる、要は調べますよね。

あ、なるほどこれがいいんだ、これが支持されているんだ、これを買おう!

よくある話ですが、どうでしょう?

なにか腑に落ちないことないですか?

それってふたつあるんですが、ひとつは、「それホントにアナタが欲しい物ですか?」と言うこと。

ハズしたくないが全面にきて、ホントに欲しいか欲しくないかがないがしろにされています。

無難に無難を重ねて、気付けば自分が本当に欲しかったものではなくなっている。

そしてさらにそれが自分に合っている物なのかどうかがもうひとつ。

洋服なんかまさにこれに当たりますが、釣りもこれとまったく同じことが言えます。

ボウズは嫌だボウズは避けたい、どこかに釣れる場所はないか、釣れるルアーはないか。

いやいやちょっと待ってと。

そもそも釣りって、どこで釣りたいか、なにで釣りたいかを創意工夫、考えて試してみる遊びですよね。
 
あーでもないこーでもないとぶつくさ言いながら(笑)。

遊びを楽しむ前に結果を求める、つまり魚を釣るだけの達成感に走るのであれば、エサでいいんじゃないでしょうか?

同じ悩むにしてももう少し角度を変えてみませんか?

これはもう質問者だけではなくて、みなさんに言いたいことです。

これから冬になって釣果が厳しくなるのは分かっている、だから絶対にボウズは嫌だ!

これから冬になって釣果が厳しくなるのは分かっている、でもこの釣りで釣りたい、やってみたい、あの場所で釣ってみたい!

どちらがポジティブか、一目瞭然ですよね。

これはきっと教える側にも響くはず。

当然アドバイスも変わってきます。

近年SNSが流行りすぎて、釣果を発信することだけにウエイトが置かれがちですが、だからこそ、バス釣りって結果だけがすべてでしたか?と、改めて考えてみてくださいね、と言うメッセージでございます。

それを踏まえて、いまからハズさない冬の釣りを解説したいと思います。

ハイ、もちろんこれでは終わらない、終われないのがカナモリタカシ(笑)、なんですが、長くなったので続きは次回!

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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