2020/12/7
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
今回は前回から引き続いてのこちらの質問です。
【質問】
冬になるにつれて釣果的に厳しくなってくると思いますが、デコだけはなんとか避けたいです。金森さん的な手堅い冬の釣り(フィールド、状況、タックル、ルアーなど)をお聞かせください!
オーソドックスなことをオーソドックスにこなす。裏道、近道はありません。
前回を要約すると、
バス釣りって結果だけがすべてでしたか?と言うことでした。
ホントざっくりですが(笑)。
今回は、実践編ですので、ぜひご参照ください。
これからどんどん寒くなってくる、寒くなり始めは釣り人がビビるタイミングです。
「うわー寒くなってきた! もう釣れない!」
実はこのときが一番おいしい。
いまが一番おいしいです、みなさん分かりますか、いまですよー(笑)!
さてさて、理由ははっきりしています。
固まり始めるからです。
どの時期でもそうですが、
季節のハザマ、大きな変化の始め。
分かりやすいのは、クリアウォーターのフィールドで雨が降ったりしたあとの濁りの入り始め。
このときが一番釣れます。
そう考えると
冬の魚が固まり始める、の始めが重要になります。
でも固まり始めるってことは低活性でしょ、食う気ないでしょ?
それは間違いありません。
けれども、バスが集まるべくして集まる場所は、普段そこにはいないバスが集まってくるので、その意味ではフレッシュです。
岸からではルアーが届かないエリア、縁遠いポジションや生活域にいたバスが、岸寄りの深場、越冬エリアに固まり始める。
そうなると、めっちゃ釣りやすいです。
12月のクリスマスあたりの寒波の前、最初に固まり始めは一番おいしい。
そんな固まり始めを一度体感すると忘れられないはずです。
それがどういった場所かと言うと、
スタンダードなのは越冬場のトップになるテトラポイント。
大型のテトラが入っているエリアは、河川でも水が当たるアウトサイドで深く掘られている場所です。
でもテトラのなかはダイレクトに水が当たらないし居心地がいい。
それで一日中シェードになっていて暗い。
そこに集まり始めると言うことで、テトラを攻めるならいまこのタイミングが定石です。
1月になるともう厳しい。
叩かれているし、水温低下もクリアアップも安定して、釣りにくくなります。
テトラほどではありませんが、
水深のある橋脚も同様。
岸釣りでの難度としてはテトラよりも高いですが、魚が固まる場所ではあります。
あとは
ため池の堰堤などの深みがある場所など。
裏スポットよりもメジャーな越冬場で良いと思います。
だからこそ始めが良いと言うことがありますね。
で、その始めきっかけはと言うと、分かりやすいのはいわゆる冬将軍ですよね、天気予報的に言えば、冬の到来を告げる寒波。
水温が著しく落ちるきっかけになる天候で、冷たい雨が2~3日続くなんていうのでもかまいません。
そのタイミングから魚がじわじわと集まってきます。
ただ、入れ食いのような夢みたいな話ではなく
安定感、手堅く釣れると言う意味なので勘違いはしないでください。
でかバスはシーズンを先取るなんてことをちらほらと散見しますが、冬の場合は先取りません。
通常はでかバスは秋を引きずってシャローや流れの強い場所にいます。
先取るのは春なので誤解なきように。
12月の上旬に先取るのは、言葉は悪いですが、弱い魚、体力がない、大きくても細いとか単純に小型の魚です。
釣り方としてはここも極めてベーシックに、メタルバイブのテンポのいいリフト&フォールもあり。
晴れて沈んでる感じがあればおすすめ。
いわずもがなのブースト。ウエイトは水深で使い分けるのが基本です。
逆に曇ってたりローライトで魚が浮きそうであればシャッド。
テトラにコツコツ当てるような感じがいいでしょう。
撃ち込み系であればリグはなんでもいいんです。
ただ、やりやすいのはオフセットフックでのダウンショット。
軽いのだとなにをやってるか分からないのであれば
ヘビダンで。
ベイトフィネスタックルに3.5~5グラムクラスのシンカーに、3インチクラスのワームでストンストンと穴に落としていくイメージ。
ネコリグもありでしょう。
以上のルアーを持って越冬場を固まり始めに釣れば、釣れないってことはまぁないとは思います。
もちろん100%ではありませんが。
あとは変化と時合いを捉えられるか。
これはもう現場にいって感じてください。
とにかくボウズに対してビビりすぎないことが一番です。
うん、実は一行で終わった(笑)。
でもホント、冬にバス釣りで遊ぶ上ではそれが一番大事だと思います。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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