2020/12/28
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
2020年最後の更新なので、まとめ!ってわけではないのですが、今年のことは今年のうちにと言うことで、今回はこの質問にお答えします!
【質問】
艇王2020シーズン優勝おめでとうございます! あらためて、今年の試合について(川村さんとの三島湖バトル、決勝での相模湖バトル)を振り返って、金森さんが印象に残ったこと(フィールドや対戦相手や魚など)を教えてください。
勝負は時の運。勝ち負けよりも重要なことがあります。
うーん、言葉を選んで慎重に答えますと、正直、艇王に限らず陸王もそうですが、僕のなかでのこのカテゴリーに関して思うことはひとつです。
滾(たぎ)る。
滾れるか滾れないか。
やっぱり僕の主戦場はオカッパリなので、
陸王、艇王だと、陸王のほうが滾ります。
それで陸王のなかでも常に意識しているライバル、
川村光大郎、青木大介、木村健太、伊藤巧の
4人が相手であればさらに滾れる。
勝ち負けに関わらずこいつらとバトルできることですげぇ滾る。
ここなんですよね、そこがすべて。
なので、今年の艇王を振り返ってみても、
フィールドはどこでもいい。
どこでやってもアウェイだし、艇王に関してはほぼ初場所なので、単純に知らない場所で強いヤツと闘えるんだな、楽しみだな、スペックアップできるかなと。
三島湖に関しても相模湖に関しても、関東のメジャーフィールドで人も多くてプレッシャーが高いことは理解できています。
とは言え、変な表現になるので勘違いしてほしくないんですが
「いや、言ってもプレッシャーが高いだけでしょ」と。
それは関東だけじゃなくて日本中どこにもあるので、そこはどうでもいいです。
もちろん、相模湖も三島湖もクセのあるフィールドでしたが、その特徴やクセを与えられた練習期間の間に見つけられればいいだけの話です。
そういうことなので、今年の艇王で最も印象的だったのは、
初めて川村光大郎と戦えたと言うことですね。
お互いオカッパリのプライドを持って初めてボートで対決すると言う、こんなに滾ることはない。
いかんせん、僕がロッドを振り続ける原動力の半分は川村光大郎なので(笑)。
陸王で青木、艇王でコータローさん。
振り返ってとなると、このふたつが今年の滾りのピークでした。
なので、
艇王の決勝に関しては、ヘンな力みもなくニュートラル。
勝ち上がってきた素晴らしいふたり闘い、相模湖と言うエッジの利いたプレッシャーフィールドと闘ったと言うことです。
で、
印象に残った魚と言うのは特にはないです。
一匹一匹がすべて貴重なので、この魚が特別と言うのはそこまでなかったですね。
それよりも
スポット。
三島も相模も自分が相手を打ち負かせるスポットを自分の力で発見できたと言うこと。
自分のスポットを自分が見つけて、そこで釣って勝ったので、そのスポットで獲れた魚が居てくれたので勝てたよねと。
居なきゃ負けですからシンプルです。
見ている人、応援してくれている人は勝ち負けにすごくこだわるかもしれませんが、
実際やってる僕に関しては、勝つ時は当然だし、負ける時も当然。
そうなると
大事なのは滾れるかどうか。
カードありきなので、結果は二の次。
大阪桐蔭と横浜高校がベスト16であたるのか!みたいな(笑)。
そんな2020年でした(笑)。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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