JUKE BOX 2021 02 ロッドのアクション表記の決め方は?

2020/1/11

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

すっかりお正月気分も抜けているでしょう!と言うことで、正月気分とは無関係ですが(笑)、ちょっといつもとは毛色の違うこの質問にお答えしましょう!

【質問】
金森さんおはようございます。こんにちは。こんばんは。素人みたいな質問ですみません。ロッドアクション表記について質問です。マキシマムのザマックスを愛用しておりますが、アクション表記はHとなっています。しかし、ルアー適合範囲は、一般的なベイトフィネス、Mロッド、MHロッドの範囲ですよね?実際に使っているルアーもその範囲のものが大変使いやすいです。アクションの表記はどのようにして決まるのですか?ご教授頂けますと幸いです。


リールはシビア、ロッドはファジー。

これに関しては簡潔に言うと、メーカーによってアクション表記は自由に決められます。

業界的なレギュレーション、ここからここまでがMとかMHとか言った明確な基準はございません。

そのメーカーが、これをMとして表記しますよとなると、それがMです。

なのでメーカーによって多少なりとも異なっているよと言うのが大前提です。
 
それを理解してもらった上で、ザ・マックスは、なぜHなのか。

おっしゃる通りなんですよね、ルアーの適合範囲としては基本的にはM+からMHクラスのロッドと同等ですが、特にティップに関してはM+、ベリーはMH。

で、ここがキモなんですが、バッドパワーはH。


最後まで耐えられる、魚とのファイトの加重部分でHまでのパワーあるよねと言うこと。

そこでレイドジャパンがロッドを作るときに機械で測ると、バットがHなので、H表記にしてあります。

こんな風に、ロッドのアクション表記は長さ、硬さ、テーパーによって変わるのでなんともと言うことなんですが、レイドジャパンのロッドは、基本バットパワーで測って表記をしているよと。

ただ、これは最初に言ったとおりに、メーカーによってティップとかティップからベリーで表記するところもあるので、正解不正解もありません。

いわゆるロッドのファジーな部分。
 
なので、実際に触ってみて判断するのがベター、いやベスト。

数値的なスペックだけは判断できないのがロッドだとも言えます。

リールはある程度数値で判断できますよね、そう、ギア比です。

スプール径とギア比で用途をある程度想像できます。

ロッドはあいまいで、持ってみないと分かりません。

これはロッドの製法が、パートパートでできるようになったことも一因だったりもします。
 
なので、フィーリングを同じにするためには同一メーカー、同一ブランドのロッドがおすすめと言うことになります。

今回はちょっと短めでしたが、こんな感じです(笑)。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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