JUKE BOX 2021 07 冬のリアクションプラグ御三家の使い分けは?

2020/2/15

おはようございます、こんにちは、こんばんは。

さて今回は、前回の恒例マッチザシーズンあるある的質問のリアクションの釣りの続編的なこの質問にお答えします。

【質問】
冬の釣りにリアクションの釣りがあるかと思いますが、代表的なプラグでメタルやバイブレーション、それにレイドジャパンでいうブーストなどのそれぞれの使い分けを教えてください!


リアクションの釣りのどの要素に魚が反応するのか。その要素を得意とするのはどのルアーかを考えて、季節のバスの動きにマッチさせましょう。

あんまり引っ張ると春が来ちゃうんで、サクッと読んだら実践するなり復習するなりしてください。

ひと言でリアクションとは言いますが、前回答えたように「見せたくない」に尽きます。

ハテ?と思ったらバックナンバーを読みましょう(笑)。
 
見せたくない動きだからバスも瞬間的に口を使ってしまう。前回も使った写真ですが(笑)。

で、ただただ「見せたくない」を優先しすぎてスピードオンリーになったり、乱暴に速く動かせばいいってことではありません。

「見せたくない」をどうルアーにマッチさせて活用するか。

スピードだけ優先していくとなると、コンパクトで重いほうが圧倒的にスピードは出しやすいです。

プラスチックよりもメタルバイブレーション。

同じ10グラムでもリアクション要素は強くなります。

水を押す力、水を裂く力であれば、なかに空気が入っているプラスチックのルアーよりも、身が詰まったメタルバイブ。

ソリッドな物のほうがブリブリと水を動かします。

まずは強さで言えばメタルバイブが最上位、次に中間のブースト、最後がプラスチック製のバイブレーションプラグ。

強さと速さの位置付けがこれです。

とは言っても冬のリアクション、リフト&フォールで魚が食うのは9割9分フォールです。

リフトで食ったことがあると言う人は、ほとんどがフォールのアタリが取れていないだけだと思います。

つまりはフォールが命。

厳寒期で動きの利かない越冬バスを釣ろうとしたときに、良く飛んで操作感もよくてリズミカルに使えるのはメタルバイブやブーストですが、食わせのフォールの間をしっかり取れるとなると先ほどの順位は逆転します。

プラスチックバイブのほうが到底フォールはメタル系よりもスローになる。

フワッとまではいきませんが、鉄の塊と比べるとフワッとと言えないこともない(笑)。

フォールの有効度は、プラスチック製バイブ、ブースト、メタルバイブの順番になります。
 
名作バイブレーション(笑)、レベルバイブです。

ちなみに、冬の定番として、発売からいまに至るまでブーストがあらゆるアングラーからお褒めの言葉をいただいてるのは、どちらのベクトルでの中間にあるからと言うことがあります。

いわゆる良いとこ取りなんですよね。
 
アングラーからも使いやすく、冬の魚に当てやすい。いやー間違いなく名作だ(笑)。

そんなわけで、魚がベタ底、ボトムに腹を付けているような状況であればメタルバイブ、ブーストだけでも問題はありませんが、初冬、12月くらいの寒くなり始め、もしくはこれからくる初春の3月。

魚が浮くこともあるとなると、フォールも大事になる。

となると、プラスチック製バイブレーションが際立ちます。

いつでもどこでも遠投が効く、フォールが早い、動きのメリハリがあるメタルバイブやブーストが使いやすいと言うアングラー側の判断で押し切ってしまうと、本来フォール取れるはずのバイトを取り損なってしまうのが、12月、3月の初冬に初春。

季節の移り変わりの時期で、まだ、もう浮いている魚がいる。

そんなときはレベルバイブを忘れずに!



このことをしっかり頭に入れてもらえると、冬の風物詩、リフト&フォールのリアクションの釣りへの理解力と、プラスアルファ釣れる魚がもう少し増えるではないでしょうか。

と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!

また来週!
 

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