2021/3/29
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
さて今回は、発想の妙とも言える、マインドに関するこの質問にお答えします!
【質問】
私は、まだまだバス釣り初心者だと思いますが、中級になりたいし、できれば続けて上級だと胸を張って言いたいです。もし、それぞれに昇格試験があるとするならば、金森さんはどういう面を見て昇級できるかどうかを判断しますか?
バス釣りの一番奥深くて面白いところを突き詰める。それだけで自然と昇級はできるはずです。
いいですねー、なんだろう、胸をガシッとつかまれるようなこの質問。
2021年まだまだ前半ですが、ベストの質問でしょう(笑)。
もちろん僕にそんな資格はありませんが、某プレバト的にもし僕が昇級を決められるのであれば、で考えましょう!
初心者としても良いですよね、楽しみながらステップアップしていこうと言う考え方がたまりません。
ではまず、
初級(=初心者)と中級の違いがどこにあるか。
要は年数をこなせば中級と言う考えもあるかもしれませんが、カナモリ塾において(笑)、中級への資格はこうなります。
『誰がなにを言ってても、どんなワードが出てきてもその内容をひと通りは理解できること』。
これ大事ですね。
バスを釣るために必要な言葉のエトセトラを知っておくこと。
遠投とは、ピッチングとはサイドハンドとはどんなキャストか分かる。
スピニングもベイトもベイトフィネスもどんなタックルなのか理解できる。
たとえば雑誌を読んで、DVDをみて、疑問に思う言葉や言い回しがないと言うことです。
まず分かること、知ることが中級です。
そう考えると、世の釣り人で中級はそこまで少なくない。
むしろ、初級は興味と意欲があれば意外と簡単に超えられると思います。
続いて上級、ここからが大変です。
いわゆる有段者で、ステイタスにもなる。
初級から中級は知ることでしたが、なんでもそうですが、
知って理解することが重要になります。
タックルやフィールド、状況を理解できて、やるべきことを適切に実践できるか。
ここが意外と難しいところ。
理解力と実践力。
さらに、それを
SNSなどの情報に頼らず、自分自身の力で実行できるかどうか。
ジャッジできるかどうか。
これまでやってきた経験、経緯、思考がその行動に反映されているかどうか。
その引き出し、実行できることが多ければ多いほど、上級のさらに上、グランドマスターへの道が開けると言うことだと思います。
僕がライバルと認める釣り人たち、いわゆる天上人(笑)までいこうとすると、
それを通い慣れたフィールドだけではなく、知らない地域、知らないフィールドでも実行できる。
しかも自分の釣りを組み立てて実行できます。
だからこそヒリヒリした闘いができるってことですね。
情報に頼るのはひとつの手段ではありますが、それをやりすぎるといざフィールドに出たときに直面した状況を打破する力は一切つきません。
自分の力で組み立てて実践することができる。
そんな釣り人を目指して、ぜひみなさん頑張ってください!
あ、頑張るのも大事ですが、楽しみながらステップアップしていきましょう。
楽しみながら実力もアップするのが理想。そのためには考えてかみ砕いて釣ることです。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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