達人情報 野尻湖 2021/06/21 長谷川武宏 ライトキャロの出番です!

皆さんごきげんよう!

先週のコラムは都合によりお休みさせていただきました。大変申し訳ありませんでした。

スポーニングのシーズンもほぼ終わり、アフターへと移行しています。まだ時折プリらしき魚も見られるのですが、大勢はアフターパターンへと着実に動き出しています。島東、西などは船団もできるようになってきました。

私は、今週はメインではありませんが、まだシャローエリアのやや深め、いわゆる一段下の水深(3.5~4.5m付近)も狙い、アフターのメスの大型を釣ってきました。釣果はほぼ45cmアップ。ビッグスモールで数は出ませんが、過去には50upという超ビッグも出ています。

とは言え、日に日にシャローエリアの魚は少なくなり、ここへきてスポーニングエリアに隣接するウィンディサイドのディープエリアでも大型メスの回復系が出るようになってきました。この日曜日には水深8.5mほどのエリアで50upが出ました。ほぼ同じエリアで45、46cmクラスも出ています。

エビらしきベイトが見られ、まだ数は少ないもののスモールらしき個体も魚探で確認できるようになってきました。確実に数は増えてきますので楽しみですね。この一時期、バスはルアーの動きを嫌うのか?私の大好きなネコリグが沈黙気味になります。ここで野尻湖定番のライトキャロの出番がきます。

先回のコラムでもご説明いたしましたが、私のタックルは・・・、

ロッド:Fenwick ACES68SULP+J
リール:ステラ2500HGS
ライン:フロロ2.5lb
リーダー:リーダーはクレハグランドマックスFX0.8号をヒトヒロ

シンカーは1/16oz、フックは本流テンカラ4~6号、ワームはエッグ34やシルクワームなどを基本に、比重の違いを意識してローテーションさせていきます。
 

ライトキャロでの50cm! ちょっと痩せていますが、回復系のメスですね。
 

50upをゲットしたシルクワームです! マス針の通し刺し。

フラット系エリアでは、この釣りはボトムのアンジュレーションを意識することがとても重要で、ハードボトムを感じたらステイ時間を長く、ラインテンションをあまりかけず、貼らず緩めず・・・、野尻のロコアングラーさんの良く言う“ダルダル”ですね。その感じを大事にし、いわゆる超ゆっくりとロッドワークを重ねていきます。

そう! その中でもステイが必要不可欠ですので確実に意識してください。

なかなか言葉では表現しきれないのですが(汗!)。

ウィンディーサイドのエビが多くなり、シャローから降りてきた魚が増えてくるとラッシュも期待できますので、風を嫌わずぜひ挑んでください。今年の野尻湖は、比較的イージーなスポーン時期が終わってきても非常に多くのアングラーが訪れています。プレッシャーがかかりやすくなっているなかで、ライトキャロのようなスローなパターンはとても有効なものになりますので、リグを作るのが面倒ではありますが、ぜひチャレンジしてみてください。

スポーンエリアに隣接するフラット系などのゾーンだけでなく、急深のバンクなどでも反応が出始めてきますので、これからは狙いとなります。

それでは!

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