達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/7/05 雨天時濁りのダムの攻略法!

先週後半は梅雨というには『ちょっと降りすぎでは?』という雨でしたね。

雨は太平洋側中心だったようですが、房総半島は雨雲がかかり続けていました。

先週は前半に戸面原ダムへ行き、後半に亀山ダムと考えていましたが、木曜日は雨で見送り。じゃあ金曜日、と思っていましたが、木曜日より激しい雨に結局、見送りました。結果的に金曜日は、昼頃に君津市に大雨警報が出ていましたので、行っていたとしてもその時点で強制終了でした。

翌日、土曜日は朝から警報が出ており、亀山ダムのボートハウスは臨時休業でした。安全を考えたら良い判断だったかなと思っています。

近年、雨量が増え、急激な増水など、危険を伴う状況が増えています。

リザーバー(ダム湖)によっては、ネットで水位状況などをチェックできるので、活用をオススメします。亀山ダム、高滝ダムなどは、「国土交通省 川の防災情報」のページで確認できます。

今週の房総リザーバーは、この雨で大きく状況が変わると思います。

ちなみに先週の戸面原ダムは4m以上の減水でした。

湖面面積も小さくなり、バスの密度が上がったからか、連日50アップ釣果と、好調が続いていた戸面原ダム。50アップはギル喰いだと考えていますが、ワカサギにつくバスも多く、こちらは1日20〜30匹は釣れていました。
 

雨の前は、多分、房総リザーバーの中では最もボイルしていた戸面原ダム。

エンジンにはライクというベイトフィッシュライクなワームのシリーズがあるのですが、このライクの新しいプロトのテストに戸面原ダムが最適だったんです。だって、晴れた日中でもボイルしているフィールドって、なかなか無いんですよ(笑)。

先週末の時点で満水になっていたので、これで状況は変わると思います。濁りも入っているはずですが、水が落ち着けばまたボイルが始まると思いますよ。

最後に亀山ダムについて。

この雨で濁りが入り、湖面には立木が散乱しているようです。

正直、今週の展開は、その濁りの濃さによるのですが、まずは上流(折木沢上流、猪の川上流)が好調になると思います。週間予報を見ると、今週はまとまった雨は無さそうです。そのため、上流の好調は長くても水曜日くらいまでかなと思います。

上流が良くなる要因としては、
・雨により流れが発生する
・濁りからの回復が早い

などが挙げられます。

特に普段は流れの弱い亀山ダムでは、流れが生じた時の効果は大きいです。

普段はサイトフィッシングのイメージが強い亀山ダムの上流ですが、流れが出た時、濁りが入った時にはクランクベイトやチャターベイトが有効になります。
 

僕はルアーの波動によるプレッシャーを考慮してスイミングジグを使う事が多いです。ウエイトは流れによって、1/4オンスと3/8オンスを使い分けています。トレーラーはシャッドテールが定番ですし、もちろん僕も使います。

ただ、波動を変えたい時や、ルアーの軌道を一直線では無く、上下動させたい時はクロー系やホグ系も有効です。
 

シェイクロー3.5インチはカバー撃ちだけでなく、ジグストも想定して開発したため、スイミングジグにセットするのもオススメです。

雨の前はこちらもビッグフィッシュ連発で好調だった亀山ダム。どう変化するかが楽しみですね。

それでは今週はこのあたりで。

また来週の月曜日にお会いしましょう。

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