達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/7/12 本湖のワカサギパターンは中層がキー!

先週末は久しぶりに亀山ダムに行ってきました。

平日は再び入鹿池に行っていたのですが、そちらは割愛させて頂きます(笑)。

さて、久しぶりの亀山ダムですが、大雨による濁りがほぼ全域に残っていました。折木沢上流、猪の川最上流のみクリアアップしていました。本湖まわりも濁ってはいるものの、ちょっと落ち着いてきたのかな、という印象を受けました。

逆に中流域、亀山大橋周辺や、笹川中流から下流はまだ濃い濁りが残っていました。

水温は25度。

ただ、日中の暑さが厳しくなってきましたので、日中は水温も28度を超えていました。

ここまで全域が濁っているとやはり上流強しという感じです。折木沢上流、猪の川上流、どちらもチェックをしましたが、どちらの川筋もかなりの数のバスがいました。

特に折木沢上流は、35センチから40センチ位のバスはもう無数に泳いでいました。あれだけの数のバスがいるのは珍しいと思います。その分ボートの数も多く、常時10台以上のボートがいる状況でした。

バスが集まっている要因としては、

・水質
・ベイトフィッシュの存在
・まだ微妙に残っているカレント


この3つかなと思います。

最も多いベイトフィッシュはオイカワ。このオイカワを追いかけて、ボートがいてもボイルする事も。

ボイルしてスイッチが入ってくれたら、その瞬間はルアーへの反応も良くなるのですが、それ以外のタイミングはプレッシャーも相まって、ボートがいても、ルアーが飛んで来ても悠々と泳いでいます。

バスが見えるとどうしてもバスに向かって投げたくなってしまいますが、この状況では川筋の深みなどにノーシンカーやネコリグを置いておくなど、スローな釣りが有効です。

見えない水深にもバスはいますし、見えバスを追いかけて続けるよりも、結果的に釣果が伸びると思います。

そして僕が狙ったバスですが、今回は本湖まわりの沖に中層、水深15m前後の3mから5mにいる、ワカサギに付くバスを狙いました。

今シーズン不調と言われていたワカサギボイルですが、朝、魚探を見て直ぐに理解しました。

表層ではなく中層で追いかけいます。

時折り表層まで追いかけて、ワカサギが逃げる姿も見えたので、ワカサギに付いていると言って間違い無いかと思います。

表層でボイルしない要因は明確には分かりませんが、雨、風だとワカサギは沈みます。そこに濁りが加わったのか…。

これから濁りがとれ、水温も上がってきたら、もう少し活発にはなってくるはずです。

今回は沖の中層だったので、まずは羽根モノからスタートして、すぐにバイトを得るもフッキングに至らず。

まだサイズが小さいのかなと考え、ブルフラット3.8インチの7gフリーリグのスイミングに切り替えたらしっかりフッキングしました。
 

濁りがあるので、今回はミドストではなくブルフラットのスイミングをチョイス。

多分クランクでも釣れます。
 

フリーリグ以外にフットボールヘッドとのコンビもオススメです。ウエイトは5gか7g。

ちなみにワームカラーですが、透け感と光沢のあるカラーが反応が良かったです。

週間予報を見ると、今週にも梅雨明けかな?という感じです。

夏の初めは暑さに体が慣れていない為、熱中症のリスクが高まります。

適度な水分補給と休憩を心掛けて下さいね。

梅雨明けして、減水が始まると急激に状況が上向くと思いますよ!

それでは今週はこのあたりで。

また来週の月曜日にお会いしましょう。

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