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達人情報 野尻湖 長谷川武宏 2021/07/12 ライトキャロのハングオフ&ステイでエビゴリ食いを反応させる!
皆さんごきげんよう!
野尻湖は相変わらずの梅雨模様の天気に、時折『雷!』と安定しない毎日が続いています。土日などのボート、アングラーの数も多く場所により船団、という状況も続いています。
この時期、私はワカサギベイトというよりもエビ・ゴリ系ベイトを捕食するスモール狙いが基本になります。シャローも然り、ディープエリアも同じくです。スポーニングエリアに隣接するフラット系エリア、そして急深のバンク系エリア共に反応してくれていますので、釣りやすいかと思います。ライトキャロ、ダウンショット、フリーリグ、ネコリグ…というように様々なパターンで反応しますので野尻湖のシーズンの中でも比較的釣りやすい、狙いやすい時期とも言えるかと思います。
傾向としては、リアクション的な要素の強いシャッドキャロは別としてステイ!という状態が重要で、ハングオフ(動かす!)+ステイ(止める!)といった一連のアクションが非常に効いています。
このようなパターンを最も作りやすいリグがライトキャロで、この時期はメインリグとして活躍してくれます。非常にスローでゆっくりしたアクションながら、ハングオフさせる事によって生み出す瞬間的な動きとのコントラストが非常に効いてくるのだと思います。
これは文面ではなかなか説明しにくいのですが、魚探の映像からエビ・ゴリ系らしきものを判断し、それに絡むスモールを見つけることが大事です。私のガイドではこの映像の説明をしながらの釣りになります。フラット系やバンクなどのストレッチでは、基本的にネコリグのドラッギングで少しずつ動きながらより良い画像を確認、ネコで釣れてしまえばOKですし、反応がなければライトキャロを投入!という流れを基本にしています。
エビ系ワーム、クリーピーシュリンプなども有効です!
一方、急深の岬、馬の背バンク系エリアでは風を見てボートの位置を決め、しっかりとボートをステイしてキャスティングによる釣りを展開していきます。メインはライトキャロ、押さえにダウンショットですね。この時のダウンショットはリーダーをあまり長くせず、約10~20cm位にしゴリやエビなどを意識したワームで狙います。エビ系ワームなどは勿論、クリーピーミノー1.5なども効果的ですね。岩などの上をチョロチョロしているゴリ、エビといった感じでしょうか。ライトキャロで好調なシルクワームなども、このダウンショットでも有効ですのでお試し下さい。
この梅雨が明ければ、野尻湖の夏の風物詩でもあるムシ・セミパターンも始まるかと思いますので楽しみですね。
天気の急変も多いので、レイン系の装備を忘れずに! また雷にはくれぐれも注意して楽しい野尻湖釣行をエンジョイしてください。
それでは!
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