達人情報 高滝湖 阿部進吾 2021/07/15 ポークの話とバラシ対策!の巻

豪雨にはくれぐれも気を付けて、という話を書いたと思ったら、関東では数日中に梅雨明けの見込み、との事でした。いよいよ本格的な夏ですね。

とは言ったもののまたまた緊急事態宣言発出で、困りました。

本来ならば読んだら釣りに行きたくなるようなネタを書くべきこのような情報では、こんな時は煽って良いのか悪いのか、記事の内容に本当に悩みます。

なのでチョイ前のガイドでの、ポーク絡みの小ネタでも書こうかなと思います。

この日のガイドは、ゲストさんが芦ノ湖や富士五湖等のワームが使えない湖に行くのだけれど、イマひとつポークの実力を信じ切れないので、ポークで釣りたい!!との事でした。いろんな要望があって楽しいでしょう?(笑)

最近は、

「初バス釣りたいです!!」
「いつから釣ってないんですか?!」
「…えーと…昨年の…」
「一年経ってんジャン(笑)」

みたいな要望ばかりだったので、ポークで釣りたいくらいなら楽勝です!!って事でスタートしました。

この日は雨後で上流が程良く流れ&濁りがある状況という事で、朝イチから上流直行でした。

普段はポークのダウンショットが多く、他の持ちネタが欲しいとの事だったので、ゲストさんには安定のジグ14g&ポーク(ビッぐダディぽいやつ)でカバーや反転流を撃ってもらいながら、僕は様子見でチャター10g&ポーク(こちらもビックダディぽいやつ)で流して行く、というプランで流していきました。

僕自身、河口湖以来のポーク使用でしたが、やはり1番安心して使えるのはジグ&ポークで、ライトリグ用の長いやつはポークが丸まったりして萎えるからほとんどやらない、なんて話をしながら流していくと僕のチャターにバイト!!
…は残念ながらモンドリングミスバイト。

でも普通に使えるでしょ〜、なんて話をしていたら数分後にまたまたバイトで今度はナイスバス!!
 

「ホントだ〜!!チャターポークでも釣れるんですね〜」なんて言ってると今度はゲストさんのカバー撃ちにもバイト!!…は残念ながら奥で掛け過ぎてランディング途中で外れてしまいました。

最近の上流はプレッシャーが高くカバーはわりとキツ目の所に入れないとバイトが出ない事が多い。この日は濁りと流れもあって、バクバクか?!との淡い幻想も抱いたのですが、濁りのわりに通常モードでした。

てことで、ゲストさんには特にカバー奥に狙いを絞ってもらい撃っていくと、いきなりバイト連発で、無事にポークバスを触ってもらう事ができました。(土砂降りにつき写真ナシ)。まあカバー奥だったのでミスも多かったのですが、見ていて思うほとんどのミスの原因はフッキングの甘さでした。

バイトに対して疑心暗鬼でスイープ気味にフッキングをしているからどうしてもフッキングが甘くなり、ファイト中に外れる、というのが原因その①。ゲストさん自身も、バラシの多さからフッキングの甘さを自覚していたらしく、それを補おうと思いHパワーの硬いジグロッドを使っていた、との事。しかし、本人がしっかりとフッキングしていなければ硬い竿が勝手にフッキングしてくれる訳ではないので、ポイントはそこじゃ無い。

重要なのは、なんとなくバイトを感じてなんとなく合わせているいるという現状から、誘い→聞く→バイト→フッキングという1つ1つの動作をしっかりする事、それとフッキングのストロークをしっかり作る事です。

超重要な原因その②。

これはおかっぱりが多くボート慣れしていない方に良く見られる症状なのですが、ボートの上ではどうしても足場が不安定なため、腰の入ったアワセができずに手アワセ風になってしまい、フッキングが甘くなり、結果バラシが多くなってしまうというものです。

これを改善するには、普段から竿の角度を「10時から上はフッキングスペース」って感じで空けておく癖をつける事です。

あ〜、釣れネーな〜…。とダラダラと竿の角度11時、なんなら12時くらいまで誘ってる時ほど当たるんですよ(笑)。で、フッキングスペースが無くアワセられない、もしくはフッキングが甘くなる。これが超良くあるヤツです。

俺もバラシ多いんだよな〜、という方は自分が普段どの辺の角度で誘い、どうフッキングしているか一度確認してみて下さい。意外な癖が見つかるかも?!

長くなったので今週はこの辺で!!

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