金森隆志 JUKE BOX 2021/7/26 増えたルアーの活用法は？

おはようございます､こんにちは､こんばんは｡

さて今回は、釣り方兼ルアーに関するお悩みですが、これ意外といろんな方向から共感する人が多いのかなと言うこの質問にお答えします。

【質問】
新しいルアーが出るとついつい買ってしまって、どんどんタックルが増えていって、結局どれも使いこなせていない自分がいます。ある程度ルアーを絞って、使いこなすまで投げ続けたほうがいいでしょうか？

投げ続ける前にやるべきことがあります。必要か必要じゃないか。使うか使わないかの仕分けです。

あるあるですね、しかもかなり高確率の（笑）。

そしてカナモリタカシもしかり。

研究も含めてバカみたいに購入しますので。

この一年でのやらかしの例としては、勢い余ってプラグとワームだけで12万円も買ったことです（苦笑）。

勢いって怖い。

じゃあそのときに買ったルアーが現役で活躍中かというと・・・

そうでもないんですよね。

ただ、最近ちょっと大人になって、道具を買うのも楽しみだと思うようになりました。

自分がメーカーをやっているからではなくて、物を買う喜びってあるんだなと。

プロ活動を始めて20年以上になりますが、それだけ長くなりますが、いまだにリールやルアーを買うと投げに行きたくなるし、ラインを巻くだけでワクワクします。

いろんなメーカーのいろんなルアーを買うと、「うわーこのルアーあのフィールドで効きそう」といった脳内釣行が止まりません（笑）。
  取材では使いませんが、プライベートではもちろん使います。

まずひとつ、自分が得たお給料で楽しみを買う、その行為だけでプラスなので、買うことにネガティブにならなほうが良いです。

そこがネガティブになると趣味が総崩れします。

いまの時代、表面だけを触って結論を出そうとする人が多い気がするからこそ、これは大事です。

趣味って買ったり行ったりと実行したりすることが重要ですよね、結果ももちろん重要ですけど。

ただ買いすぎは確かにあります。

経験上、結果使わなくなるタックルは、自分の釣りと地域に合致していません。

なのに買ってしまうのが膨らむ理由です。

服とかまさにそうですよね。

似合うかどうか悩みつつ、流行っているからと言う理由だけで買っても結局はタンスの肥やし。

僕がスーツを買うようなもんですよね。

この場合、似合う似合わないは別ですが（笑）。

ここから分かることは、冷静になること。
  カナモリタカシがスーツを日常着る場面がない（笑）。

いざと言うときに一着あれば必要十分。

そのルアー、タックルが本当に自分の釣りと釣り場（地域）に合っているかどうか。

実際に持っているルアーやタックルも、その観点で見直して仕分けしてみましょう。

好きな釣りやれる釣り、合致したルアー、タックルが見えてくるはずです。
  一方でいかにルアーをフィールドに合わせられるか（いわゆる引き出しの多さ）、という活用法も重要になりますが、その増やし方はまた別の機会に。

一旦仕分けることで新しく買うときにも判断がしやすくなります。

これは持っているとか、ないから必要だとかですね。

そして持っているルアーも使いどころが出てくれば引っぱりだせばいい。

でも、そこまで厳密になってしまうと最初に言ったように、買う楽しさがスポイルされてしまうので、ほどほどで難しく考えすぎないようにしていただければと思います。

と言うわけで､keep it 現場スピリッツ！

また来週!

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