達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/8/8 今安定して釣れているのは縦ストのスモラバ!

今週も亀山ダム情報をお伝えしたいと思います。

ただ、この原稿は日曜日に書いており、すでに房総半島はかなりの雨量になっています。

台風10号の影響がどれだけあるかによって、状況が大きく異なると思いますので、あくまでも参考として読み進めて頂ければと思います。

先週末の状況ですが、朝から水温29度。

日中は31度まで上昇していました。

一度、満水になった水位も、先週のあの暑さと台風に備えて放水をしたため、マイナス80センチ位まで減水。

放水前は結構アオコが出ていたのですが、放水で水が動いた影響でアオコが薄くなり、中層から下流の表層の水は夏の亀山ダムとは思えない透明度でした。

猪の川最上流だけはアオコの絨毯が広がっていましたが。

バスの状況ですが、満水時は折木沢上流をメインに、川筋にバスが多く、一時期、折木沢上流には『これ何尾バスいるの!?』という状況になっていましたが、流れも弱まり、少し減水したという事で、その数も減ってきました。

また夏の亀山ダムの風物詩とも言えるボイルですが、今年は本当に不調ですね。

朝、単発でしている程度です。
 


夏のボイルスポットにベイトフィッシュは入っているのですが、バスがいないというか、夏のボイルで数が釣れる40センチ前後がそういったスポットに入っていないです。

ワタカやオイカワに付いてしまったのか?真相は不明ですが、ちょっと寂しい今年の夏の亀山ダムです。

やはりコンスタントに釣れるのは縦ストラクチャーでした。
 


立木、岩盤ともに水深は3m前後を狙っています。
 


ルアーはスモラバにトレーラーはシェイクロー。

フォールもスイミングもほぼコレだけです。


個人的には使用頻度の減っているスモラバですが、夏のアオコが出ている状況では、未だに絶対的な信頼があります。

やはりラバーの波動なのだと思います。

通常の水質やフィッシングプレッシャー下では、その波動がちょっと強いのかもしれません。


さて、ここからは安全のために書かせて頂きます。 

近年、台風に限らず、大雨後の崩落が目立ちます。

ボート屋さんもブログ、SNS等で注意を呼びかけていますが、これについてはかなり気をつけていただけければと思います。

2年前の台風以降、かなり頻度が増えています。

特に最近、サイトをする方が増え、各リザーバー上流にアングラーが集中しています。

これが雨後ならなおさらだと思います。

確かに雨後は流れが発生する、水の回復も早い、という事で、上流が圧倒的に釣れることは事実です。私もここで何度も書いてきました。

ただ、少しだけまわりに注意を払って釣りをして下さい。

上流域は川筋が狭く、両岸が切り立っているので、湖面が広い下流域よりも危険度は高いです。

特に岩盤まわり、すでに崩れかかっている崖や木のまわりは危険です。

今週も台風通過後は上流優勢だと予想されます。

濁りが入ったら尚更です。


ぜひ安全第一で、雨後の房総リザーバーを楽しんで下さい!

それでは今週はこのあたりで。

また来週の月曜日にお会いしましょう!

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