お盆休み真っ只中!!
皆様いかがお過ごしでしょうか?
普段のお盆休みならウチの近所の道路は激混みなハズなのですが、近所の道路が何故かやけに空いており、「もしかしてこれは皆キッチリ自粛していて海辺も人が少ないという大チャンスなのか?」と思って海辺に散歩に出てみたら、やっぱり海水浴の人や釣り人でメッチャ人だらけでした(笑)。
おまけに、自分の投げたバイブレーションを自分の唇にフッキングするという新しいスタイルの釣りをしている初心者の方がいて、謎の盛り上がりを見せていました(笑)。
さすがに可哀想だったので、よそ見している間に必殺技で瞬間抜きしてあげたのですが、
ホントに一瞬な上に痛みもほとんど出ない、傷口も極小なので、本人も「え?アレ?え?」って感じでまわりの友達の方も驚かれていました。
やってあげたのは、唇に刺さったトリプルフックのゲイプの1番ピークの部分をペンチでしっかり握り、その握った手を反対の手で針が抜ける方向に瞬間的に思い切りひっぱたく、という特に必殺技でも何でもない基本的な技。
40年以上、何万何十万の魚から針を外しているからか、フットボールを叩いて外している時くらいの感じであっという間に終わります。
時間が経てば経つほど周りの肉が締まってきて外しにくくなるので、ナルハヤでチャチャっとやる事と、刺さっている場所が動かないように固定するのが最大のポイントです。
ペンチが無い場合は、同じくゲイプの1番深い場所に太いラインをグルグル巻いて握った手を反対の手で叩く方法でも同じような事ができますが
、ペンチよりも抜く力の掛かる方向性のコントロールが難しいので、こっちのほうがちょっと痛いかも知れません。
最近のフックはトリプルフックにせよワームフックにせよフッ素コートのかかった超〜刺さる物が多く、こういう刺さりの良い針は魚の口に刺さりやすいだけではなく、
写真を撮るのにちょっと魚を押さえただけでスッとカエシまで入ってしまったりもするくらい刺さりが良いので、万が一の場合の外し方くらいは一応知っていた方が良いかと思います。
もちろん反対側にフックポイントが出てしまっているような場合は無理に抜かずにもう少し頑張って奥にバーブを抜いてバーブをつぶすか、ペンチでフックを折って抜くほうが早い事もありますが、
バーブが反対側に抜けるまで頑張ってフックを刺していくのは全身の毛が逆立つくらい痛いので、叩いて抜けるレベルでは無い、と感じる場合は諦めてとっとと病院に行きましょう。
今回はたまたま僕が近くにいて、しかもたまたま抜けるレベルの刺さり方だったのでラッキーでしたが、くれぐれもキャストの際には後方確認はお忘れなくって事ですね。
…っていうかあの人どうやって口にルアー刺したんだろ?
それでは今週はこの辺で。
コメント
ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。