達人情報 房総ダム 羽生和人 2021/8/16 夏の終わりはタイトリアクションな巻き!


週末、約5ヶ月ぶりに三島湖へ行こうと予定していたのですが、予報を見て警報が出るかも?と中止にしました。

結果的に雨雲が少し北寄りを通った為、房総半島は都心ほどの雨量では無かったようですが、それでも先週から降り過ぎです。

地盤が緩んだ状態が続いていますので、岩盤際や以前、崖崩れが発生した場所には近づかない様にお願いいたします。

この雨は今週半ばまで続くようで、その後は夏日が復活しそうです。

もうこうなると雨季ですね…。

先週の雨で満水になった亀山ダム。その他、房総リザーバーも満水ですね。

三島湖はなかなか水位が上がってこなかったですが、今回の雨でマイナス3mの、現在の満水になるかどうか!?

しかし、気温が急激に下がり、雨も冷たい雨でした。

この雨により水温も急激に低下。

雨が続く前は30度近くあった水温が、現在25度。

川の上流はもっと低いと思います。


この後、夏日が復活するといっても、すでに8月も中旬。

夏は終わりと言っても良いかもしれません。

高気温+強い日差し+高水温+減水、といった感じでいくつかの要素が合わさりサマーパターンが成立するのですが、これからそれを期待するのは難しいかなと感じます。

そうなると意識するのは秋です。

水温25度から15度、水位は満水、気温が下がってくるとターンオーバーが発生するなど。
これが房総リザーバーの秋の要素の一部ですが、既に当てはまるものがあります。

考え方としては次の通り。

・減水→満水で魚の行動範囲が広がる
・高水温で活性低い→水温低下直後は厳しいですが、水に慣れればバスは動きだす
・水質はアオコ濁りやクリア→雨による濁り


こちらもバスが水に慣れるまでは少し時間がかかりますが、水に慣れてしまえば、逆に濁りによってルアーへの反応が良くなります。

また減水期は捕食対象が、ベイトフィッシュ以外では、立木やブッシュに付く稚ギルやゴリでしたが、カバー奥までバスが入るので、カエル、ザリガニなども意識する必要があります。

まずは今週意識するべき点は「タイトにリアクション」だと思います。

まだ水温低下と濁りが強まった直後で、それほど活性は高くないと考えられます。また濁り中でバスは沈みブッシュやカバーに身を寄せています。そこをタイトにルアーを通してくるイメージです。
 

ルアーはスピナーベイトかチャターベイト。

濁りの中でのアピールとスナッグレス性能、どちらも考えたセレクトです。

普段は波動の弱さからジンクスミニスーパーブレードを多用していますが、濁りと波動を考えるとハイピッチャーをセレクトします。

カラーはホワイト。

チャターのお気に入りはジャックハンマーやモグラチャター。スピナーベイト、チャターベイト共に基準とするウエイトは3/8オンス。速巻きする場合は1/2オンスにウエイトを上げます。

ちょっと濁りが薄くなってきた、流れが弱くなってきたと感じたら、少しアピールを落としてあげて、スイミングジグにシャッドテールやギル系ルアーの出番です。
 

ギル系ルアーをトレーラーにセットする場合は、巻くというよりジグストで泳がせるイメージです。

ちなみに僕はチャターベイトにもブルフラットをセットしています。ラバージグにポークのコンビをスイミングさせるのもオススメです。

それでは今週はこのあたりで。

今回はワクチン2回目接種があるので、1回目から発熱した僕はどうなるのか。

体調が崩れなければ、今週こそは三島湖へいきたいのですが。

また来週の月曜日にお会いしましょう。

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