おはようございます、こんにちは、こんばんは。
さて今回は、以前にも何度か回答していますが、あたらめてナウで考えてみた!ってことで、この質問にお答えします。
【質問】
最近は魚探の進歩がすごすぎて、オカッパリしかしない自分からしたらボートの人がどんな釣りをしているのか想像がつきません。うん十万円もする魚探を何台もつけて、画面を見ながらの釣りはまるでビデオゲームみたいです。岸釣りスターの金森さんはどうお思いますか?
ボート釣りのツールはボート釣りだけのツールではありません。その価値や使いどころは捉え方によります。
僕も昔は質問をくれた方と同じ考えでしたよ。
正直、半分は妬みやっかみです。
魚探で調べるって、オカッパリにできなくてボートでできることの代表ですからね。
羨ましい反面、当時は理解もきちんと理解もできてないから否定的にしか見られませんでした。
でもボートの釣りをやっていくにつれてボートの釣りも深く理解できようになり、
艇王を獲得するようになったりまでして(笑)。
それはそうとして、いまの時代とマッチしていると思うのは、
否定をしたら始まらないですね。
世の中も釣りも、少なからずリンクしています。
SNSで情報を得るなんていうのはその分かりやすい例。
ボートとオカッパリの違いを認識しつつ、それをどう落とし込むかなど色々とやってますが、魚探もそのひとつで、否定したら始まりません。
むしろ、否定しようがないくらい進化しています。
ビデオゲームのようだと表現がありましたが、事実である分ゲームは超えています(笑)。
サイトフィッシングのように、昔はアバウトだった情報がすべて映し出されるようになりました。目では見えないところですら正確に映します。
それで魚を釣ったって、とか、卑怯だとか。
それこそ否定ですけど。
いままで見えなかった分からなかったことがライブで映し出されるようになる。
そこで多くの人が勘違いしたのは、
映っている=魚がいる=釣れる、ということ。
もちろんそんなことはなく、
実は食う食わないが確認できるのが魚探の最大のメリットです。
こういう状況でこういう水温でこういう場所にいるバスは食うとか食わないとか。
それを多く経験することで傾向が身に付く。
つまり、目先の1匹を釣るためではなく、広く釣るための傾向、釣れるきっかけを見るため確認するための道具が魚探です。
となると、目先の1匹を釣るための道具だと思えば、それはもったいないと言う話。
それを活用して、
見たくても見られなかった確信を得ることで、オカッパリに生かせるのであれば宝物になります。
それはもうその人によります。
策士策に溺れるではないですが、
魚探がないと釣れません、となるとまた別の話です。
そうじゃないでしょと。
水の中で起こること、起こっていることを確認する。
もちろんそれがすべてでないことも承知の上で、です。
全肯定もしなければ否定せず、ほどよく付き合う。
中層をキープして通すなど、技術的なアプローチの確認もできる便利な道具です。
触れられる環境があれば触れておいて決してソンはないでしょう。
もしボートで釣りをするなら問答無用に必須です。
もちろん頼り切るのはダメですけどね。
これが、いまの僕の魚探に対するスタンスです。
と言うわけで、keep it 現場スピリッツ!
また来週!
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