達人情報 野尻湖 長谷川武宏 2021/09/06 ハイプレッシャーの船団でハイブリットネコが炸裂!

皆さんごきげんよう!

野尻湖はJBマスターズ戦のプラ選手が多く訪れているのもあり、湖上は多くのボートで賑わっています。暑かった夏も終わりを告げ、朝夕は涼しく寒く感じることも多くなってきています。晴れた日にはまだセミの声も聴こえますが(笑)。

今年の野尻湖は本当にアングラーの数が多く、先述のマスターズ戦のプラクティスらしき船(エンジンにJBベルトを巻いている)も増えている事もあり、非常にプレッシャーがかかっています。釣れてもマメ、マメ・・・、とサイズもなかなか伸びずキロアップフィッシュを釣るのがとても難しくなっています。今週末の本戦まではなかなか好転、という要素は見られないかと思います。

先日のガイドでは、意識してプレッシャーのかかりにくいエリア(船団などできにくい場所等)を中心に狙ってみましたが、その中でもボトムにエビらしき薄い影、そしてそれにコンタクトするスモールらしき画像!というパターンに遭遇し、ネコリグで久々にラッシュをかけることができました。

イメージ的には、スモールの足が非常に早く、ライトキャロなどではなかなかバイトを出すことができないのですが、ネコリグの波動で呼び込んで釣ることができました。といっても動かしっぱなしでは完全に喰ってくることがなく、ほぼ止めているときにバイトを得る、という感じでした。私的に言うハイブリッドネコですね。

シェイクしながら動かし、その中に完全ステイを織り込むパターンです。ドラッギングネコと止めネコのハイブリッドとでもいうのでしょうか。サイズ的にはイマイチで、40cm弱というスモールばかりでしたが、まさにあたりっきりになり結構楽しむことができました。
 
ハイブリッドネコで久々の入れ食い!(サイズはイマイチでしたが・・・汗!)


船団になっている島西などでは、ベイトはゴリ(ウキゴリ)やワカサギという感じですが、もちろんプレッシャーも尋常ではなくバイトも本当に少ない。ですので、このとろの雰囲気でこの釣果は出来過ぎ!という感じですね。

ワカサギのベイトも一番館前から大崎へかけては全くゼロというタイミングも出始め、いよいよ難しくなりそうです。来週位には撤去(例年9/15)される季節限定の禁漁区ブイによって狙えるエリアもぐっと増えてきます。YMCAやYWCA(針ノ木ワンド奥)そしてカトリックワンドなど、楽しみですね。

エビ系ベイトも期待できるエリアも出てきます。セミの終わりになり上を意識し続けていた大型スモールもボトムを意識し出すようになりますからね。

①プレッシャーの軽減
②水温の低下(ベイトが固まりやすくなる)
③ボトム基本の魚が増える(戻ってくる)


といった要素も含め、秋のグッドフィッシングに期待したいところですね。


それでは!

0

配信開始

コメント

ログイン、もしくは会員登録いただくと、コメントできます。

もっとみる