10FTU Friends・NABEchan's★SE9RET ~SEP. the 4th Week~

みなさん初めまして!

10FTUフィールドスタッフの渡辺裕也(ナベチャン)と申します!

この度、ルアマガモバイル『IYOKEN's SE9RET ~with 10FTU Friends~』連載開始にあたり、10FTUフレンズのひとりとして参加させていただくことになりました!
 
皆さんの釣りのヒントになる情報をこの場でご提供出来たらと思っております。よろしくお願いします!

まずは簡単に自己紹介させていただきます。

私は東京生まれ、今現在は埼玉在住。
勤務先はつり具のブンブン・埼玉狭山店。
そう、いわゆる「関東・釣具屋アングラー」なのです。
 
関東の中でも内陸に位置する当店近隣では、バスフィッシング文化が盛んです。お客様の半分以上がバスフィッシングをされる方ですね。

メジャーフィールドへのアクセスも良好で、様々なフィールドで皆さんそれぞれのバスフィッシングを楽しまれています。また同時に、その多くの方々がハイプレッシャーフィールドでの過酷な釣りを強いられているというのも事実…。

ホームフィールドは特に設けておりません。関東近郊で「釣れない」と聞いた場所に行って釣るのを日課にしています(笑)。

得意なスタイルは、ヘビータックルを使用した「パワーベイトフィネス」。
シャローカバー中心のフィネス・フリッピンゲームが大好きです!

ということで、
私の回では、ハイプレッシャーフィールドで釣り勝つための10FTUルアーの使い方やチューニング等をルアマガモバイル読者の方々に紹介させていただきたいと思います!

では早速、この初回では、最近、狭山店でも大ブレイクしているマイクロッターについてです!
 
今や狭山店では、入荷してもその週のうちに全色品切れになってしまうことも珍しくないほどの超売れ筋ルアーなのです!

マイクロッターは、ロッターシリーズの中で最も小さい2.5インチクラス。

ハンドポワード製法ならではの、モッチリとしたソフトマテリアルと高い浮力が特徴です。
 
上がオリジナルサイズのパドロッター3.7in。下がマイクロッター2.5in。パドロッターが何といっても圧巻なのは、アンバランスと思えるこのパドルのボリューム感。

オリジナルサイズのパドロッターでも使用されることが多かったフリーリグやテキサスリグはもちろん、スモラバのトレーラーやヘビードロップショットのベイトとしても非常に扱いやすい…プレッシャーの高い関東のフィールドでも抵抗なく使えるサイズなのです。

でも、ちょっとスネた考え方をするならば、そういった小型のソフトベイトは世の中にゴマンとあるワケで…ただ小さいというだけではココまでの人気が出るとは考えにくいのが事実。

その理由というのは、実はいたって単純。

マイクロッターが難攻不落と言われている多くのハイプレッシャーフィールドで「釣れている」事実があるから。

では、なぜマイクロッターがそこまでの釣果を叩き出しているのでしょうか?

マイクロッターは2.5インチという、いわゆる「クワセ」のサイズでありながら、分厚くボリューミーなパドルを備えています。
 
このパドルの生み出す水流は想像以上に大きく、他の3インチ以下のソフトベイトと比較してもかなり強い部類に含まれるかと思います。ちなみに、私のお気に入りカラーはフォークシークレット(右)をベースに、水質が濁っていたりアマガエルパターンが効いているときにキウイ(左)を使います。

これは私の個人的な見解ですが、

「見た目以上に強い水押し」
「見た目の割に弱い水押し」


バスは、この二つの要素に弱い傾向にあると考えています。

この要素から推察すると、マイクロッターは前者に当てはまりますよね。

ここで、もう一つ。
その強い水押しを最大限に発揮するために重要なアイテムがあります。

それは、シンカーのウェイトです。
 
マイクロッターで狙うときは、リーダーの有無関係なくドロップショットを多用します。極太のフックを使いたいのでアイの接続部分はスイベル&スプリットリングで自作。番手は#2で決まり。この写真のように、リーダーを付ける場合はフロロカーボン8ポンド、5~10センチほどのショートスタイルで。スタックする場合は12ポンドまで太くします。

同じ2.5インチのソフトベイトという意味合いで、ゲーリーヤマモト・レッグワームを例にとってみましょう。

レッグワームといえば房総リザーバーでのドロップショットが定番ですが、多くの方が使用するシンカーウェイトは0.9~1.8グラム程度。ディープを攻める場合でも2.7~3.5グラムと、比較的ライトウェイトであることが一般的です。

これは、レッグワームが細身でパーツも少なく、水受けが比較的控えめであるが故に、ライトウェイトでもしっかりアクションが出せることに起因しています。

より繊細かつ微細にアクションさせるにはスピニング・ライトタックルは欠かせませんし、細やかなシェイキングを想定すると、逆にヘビーウェイトのシンカーでは扱いづらくなってしまうのはお分かりですね。

では、マイクロッターの場合はどうでしょうか。

例えば、マイクロッターをドロップショットで使用する際、レッグワームと同じ0.9グラムのシンカーに合わせると…マイクロッターの高い浮力にシンカーウェイトが負けてしまい(常にパドルが浮いた状態になる)、アクションのレスポンスが著しく低下します。
無理やり上下に動かすことはできますが、リズムが取りづらく正直非常にもどかしくなってしまいます。

これは、アクションの支点をしっかりと固定できないために起こる現象。

マイクロッターであれば、3.5グラム程度にウェイトアップすると一気に動きの質が上がります。ちなみに、リーダーは5~10センチの短めがオススメ。強い水押しをメリハリつけて出せるからです。
 
オススメシンカーのTGグレネード・クイックチェンジャー。左から順に3.5、5、7、10グラム。撃ちたいカバーの濃さ、飛ばしたい距離によって使い分けます。ワームの特徴を生かしたシンカー選びが、その先の釣果にダイレクトに結びつくのです。これ大事ですよ!!

アクションを付けるロッドワークのリズムも取りやすくなるため、アングラー側も「動かしている」感を保つことができ、集中力の持続にも繋がります。
(これはお互いのワームの特性によるもの。各々それぞれの動きに対して反応するバスがいるので、優劣の問題ではありませんよ!)

したがって、
マイクロッターを快適に扱えるタックルとしてはベイトフィネス以上のパワーを持っていることが条件であることは想像できます。
ソフトベイトの場合、こういったルアー本来のアクションを最大限に引き出せるウェイトが「適正ウェイト」であると私は考えています。
 
<マイクロッタータックル>
●ロッド:フェンウィック・リンクス68CMH-2J(ティムコ)
●リール:スティーズCT SV TW 700XHL(DAIWA)*KTFチューン+SLP100mmカーボンハンドル
●ライン:アバ二・シーバスPE・マックスパワーX8・1.5号(バリバス)
●リーダー:ガノア・アブソルートAAA 20ポンドもしくはMG 14~20ポンド(バリバス)*カバーはAAA、遠投はMGでそれぞれ使い分け。
●ルアー:マイクロッター2.7in(10FTU)+ノガレス・TGグレネード・クイックチェンジャー 5~7グラム(バリバス)*ドロップショットリグ

ちなみにマイクロッターに限らず、虫系ノーシンカーからアラバマリグまで、この1タックルのみでバスフィッシングをしています(←冗談ではなく本当です)

私のセッティングで解説しますと、フロロカーボンライン20ポンド以上のヘビータックルでマイクロッターを使用するため、もう少し重い5~7グラムのシンカーを使っています。この重さで快適に扱うことができています。

もちろん、皆さんが使うリグやタックルバランスによってこの適正ウェイトは変動していきますので、2.5インチというサイズのイメージにとらわれず、ご自身の「適正」なウェイトを探してみて下さい!

しっかり動かせてこそ真価を発揮するマイクロッターです。
すぐに釣果に差が現れますよ!

アクションのつけ方に関してですが、
これはリグによって様々ですが、私の場合は総じて細かいシェイキング等は入れません。

ロッドティップをスロー気味にゆったりと上下に揺すり、パドルを大きく動かしてやるイメージでアクションさせます。

そうすることで、本来の強い水押し性能が発揮されるのです。バスの方から気付いて見に来てくれますよ!

まだ使ったことがない方、使い方がイマイチわからないといった方、まずは、リーダーレスドロップショットでカバーを撃ってみて下さい。
 
上のバスは5グラムリーダーレスにて、下のバスは10センチのショートリーダーでそれぞれゲット。ドロップショットが特に有効なのは、冠水したブッシュや浮きゴミです。隙間に入れたら、カバーの直下から揺すりながら徐々にレンジを落としていきましょう。

カバーの中の魚はもちろん、カバーの外側からも魚を呼ぶことができるので、細かく刻まなくてもOK。
オカッパリなら、ある程度間隔をあけて撃ちながら歩く…くらいの速度で大丈夫です。

バイトが出るときはティップがグンッと入るので、あわてず、ヒト呼吸置いてからガツンとアワセてください!

コレで釣れるようになったら、今度はいろいろなチューニングをして…っといったお話は、長くなるのでまた次回にしましょう(笑)。

今回は、マイクロッターを使う際の基本的なシンカーウェイトの考え方とアプローチを紹介させていただきました。

難しい技術や複雑な道具は必要ありません。
皆さんも、一度試してみてください。
ハイプレッシャーフィールドでの異質な釣れっぷりを存分に体感できると思います!!

ではまた!

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